No 0001 | ジンチョウゲ科 ミツマタ属 ヒマラヤ、中国原産 | |
・和紙の原料とされるコウゾ・ミツマタのミツマタ。桜の季節に花をつける。
文字どおり枝が三つ又に分かれているので容易に識別できる。
園芸品種として花の先が赤いもの(No1890 アカバナミツマタ)などもあり。 ・落葉低木。日本に伝来した年代は不明であるが、17世紀以前のこととみられる。 樹高1~2メートルで、枝がすべて3本に分かれるのが特徴で、ミツマタの名はこれに由来する。 ・葉は互生し、葉柄があり、葉身は長楕円形で全縁、裏面は細毛が密生して灰白色。 晩秋、落葉したころからつぼみが発育し、翌年の早春、葉が出る前に開花する。 ・花は多数の小花が球状に集まった花序をなす。 花弁はなく、四枚の卵形で黄色の萼片が花弁のように開く。 |