別 名 |
ゲンペイクサギ(源平臭木) クレロデンドロン |
No 0055 クマツズラ科 クレロデンドルム属 アフリカ原産 |
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・ゲンペイカズラはゲンペイクサギとも呼ばれ、日本に自生するクサギ(臭木)の仲間で、
明治時代に渡来した、常緑つる性小低木だという。花は白色の萼と鮮やかな紅色の花弁からなるが、
そのコントラストと花数の多さ、鉢で管理できる手軽さから人気があるという。
和名のゲンペイは、白色の萼を源氏の白旗に、紅色の花弁を平家の赤旗にみたてたものだという。
カズラは山野に自生するつる性植物のクズ(クズカズラともいう)に、クサギは葉の臭気に由来するという。 ・ゲンペイカズラは園芸店などで鉢植えとして出回っていて、草丈は10~30センチのものが多いようだ。 よく分枝し、新しい枝先に多数の花をつける。花は白色の萼と紅色の花弁からなり、 萼は五角錐を膨らませたような袋状で、長さが2センチほどになると、先が5裂し、中に赤いつぼみが見える。 やがて、つぼみは萼の外に出て、ほぼ平に開く。花弁は直径約1.5センチで、5裂し、 中心から長さ2~3センチの雄しべ4個と雌しべ1個を伸ばす。 |