別 名 |
ア セ ボ ア シ ビ |
No 0257 ツ ツ ジ 科 ア セ ビ 属 日本 原産 |
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・低木で日本に自生し、観賞用に植栽もされる。 ・本州、四国、九州の山地に自生する常緑樹。やや乾燥した環境を好み、樹高は1.5mから4mほどである。 葉は楕円形で深緑、表面につやがあり、枝先に束生する。 早春になると枝先に複総状の花序を垂らし、多くの白くつぼ状の花をつける。 果実は扇球状になる。有毒植物であり、葉を煎じて殺虫剤とする。 ・馬酔木の名は、馬が葉を食べれば苦しむという所からついた名前であるという。 多くの草食ほ乳類は食べるのを避け、食べ残される。 そのため、草食動物の多い地域では、この木が目立って多くなることがある。 たとえば、奈良公園では、シカが他の木を食べ、この木を食べないため、アセビが相対的に多くなっている。 逆に、アセビが不自然なほど多い地域は、草食獣による食害が多いことを疑うこともできる。 |