別 名 |
ジ エ ビ ネ エビネラン ヤブエビネ |
No 0305 ラ ン 科 エ ビ ネ 属 日本他原産 |
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・球茎は広卵状-球状で長さ、径ともに約2cm。古い球茎は時に10年以上も残り、地表近くに連なる。
和名はこの形をエビに見立てたことに由来する。直径2-3mmの根を多数生じる。
秋には翌年の新芽を生じ、冬までに少し生長してから越冬する。
葉は2-3枚つき、薄く、形は長楕円形から倒卵状披針形で先は尖り、縦に5本の脈がある。
基部は細い葉柄になる。冬を越すと横伏するが、数年間は枯れずに残る。 ・花は春咲きで、新芽の展葉とともに高さ30-40cmの花茎を伸長させる。2、3個の苞がある。 花序の半ばより上に多数の花をつける。花はほぼ横向きに平開する。がく片は狭卵形、側花弁は倒卵状披針形、共に先はとがる。 唇弁は三つに裂け、左右の裂片が広い。中央の裂片には縦に3本の隆起線があり、先は板状に立ち上がる。 唇弁の基部は深くくぼんで後ろに突出し、長さ0.8-1.0cmの距となる。花期は4-5月 |