No 0595 | トチノキ科 トチノキ属 バルカン半島の山地他原産 | |
・成長すると36mの高さになり、ドーム状の樹冠が形成される。 葉は、各々13cmから30cmの小葉が5から7枚向かい合って付き、7cmから20cmの葉柄を持つ60cm程度の手のひら型となる。 葉が落ちた後に枝に残る葉痕は、7つの「爪」を備えた特徴的な馬蹄形になる。花は通常白色で赤い斑点があり、春に咲く。 20個から50個の小花からなる円錐花序で、高さは10cmから30cmになる。それぞれの円錐花序からは、通常1個から5個の果実だけができる。 果実は緑色で柔らかいとげのあるカプセル状で、1つの(稀に2つか3つの)トチの実と呼ばれるナッツのような種子を持つ。 トチの実は直径2cmから4cm、光沢のある茶色であり、底に白色の跡がある。 |