別 名 |
イヌブドウ カラスブドウ |
No 1562 ブ ド ウ科 ブ ド ウ属 日本原産 |
---|---|---|
・山野に生える。2分岐した巻きひげで他物にからみつく。
茎は暗灰褐色で節の部分は膨らむ。茎は毎年枯れるが、基部は木質化して直径4cmほどになる。 ・枝ははじめ粗い毛が密生するが、のちに無毛。円形の皮目が多い。巻きひげは各節からでる。 葉は互生。葉身は長さ8~11cm、幅5~9cmのほぼ円形で、3~5裂する。 裂片の先は尖り、縁には粗く浅い鋸歯がある。基部はハート形。 裏面の脈腋にはまばらに毛がある。 ・葉と対生して集散花序をだし、小さな花を多数つける。花は直径3~5mm。 花弁と雄しべは5個、雌しべは1個。 ・果実はブドウタマバエやブドウトガリバチの幼虫が寄生して、 虫えいを作ることが多く、紫色や碧色などになる。正常な果実は少ない。 種子は長さ3~5mm。花期は7~?8月 |