No 1563 | カヤツリグサ科 カヤツリグサ属 日本原産 | |
・横に長くのびる赤みを帯びた根茎を持つ。稈は直立し、高さ10~25cm。
葉は柔らかく扁平、幅は2~3mm、やや平滑。基部の鞘は褐色または赤褐色を帯びる。 ・花序は球状、無柄で1個、径5~12mm、密に多数の小穂をつけ緑色。 苞葉の葉身は3枚前後つき、葉状で長い。 小穂は長さ3.5~4mm、長楕円形、完熟すると基部から脱落する。 小穂は4個の鱗片からなり、上方の2個が大きく、下方の2個は小さく、 上から2番目の鱗片に両性花がつき結実する。 ・下方の2個の鱗片は苞葉と前葉に相当する。 鱗片は卵形で尖り先端はわずかに反曲し、膜質、淡緑色で細脈がある。 鱗片の竜骨は平滑で先端は反曲しない。 |