2011年01月23日  No 574

ニュージーランドの旅 23. 雑感(2)


旅行会社主催のツアー、憧れのニュージーランド旅行に参加し、その内容を21編に分割しここに掲載してきたが、全てを公開し終えたので、ここにそのまとめを記したいと思う。

全体を通した思い付くままの感想

1. 全体スケジュールがきついとの感覚は無い割には、小さな(無料の)観光地も含め多くのニュージーランドが見られたのは大変良かったと思う。自由時間が多すぎて暇を持て余す事はなかった。反面、”カジノ”に行く時間が無かったのは残念であるが、夜の遊び故に、ここは体力との相談であるから、止むを得ない面もあり。

また、東南アジアの場合は殆どの場合、買い物をさせるツアがが組まれ、添乗員等の小遣い稼ぎを強制されるが、ここではそう強く意識させられる場面は見られなかった。

2. 食事は、期待は400gr程の分厚いステーキに出会うことであったが、これは見事に裏切られた。大昔、アメリカで、厚さ4cm程の”ゴム草履”のようなステーキに出会って、余りにも固いので、大好きな肉も多くは食べられなかったが、これが20年経っても忘れられない、本当の旅の思い出ではないだろうか。

今回の肉は、最近の旅行者は女性が多いせいか、200grを超えるようなものは全く無く、余さないから合理的であることは確かであるし、ヘルシー(?)であるし、日本人向きに完璧にアレンジされていて、受入られ安いが、本当のニュージーランドを感じたい私には、いささか物足りないのである。

3. 費用    基本旅費         348 千円
   一人部屋追加料      50
   保険料            13
   燃料チャージ等        32
          オプション料金(約)      50 以上計 493 千円

この他に、荷物の別途送料、名古屋までの電車賃を加え、総額は約500千円であった。 年金暮らしにとっては、これはかなり贅沢で高価な買い物であったが、死ぬまでには、必ず行くと思って居た所であり、高かったかどうかは、皆さんの判断に任せる。

チップは原則不要と聞いていたし、請求されることも全くなかったので、枕銭も置かなかったので、毎食毎にビンビール(¥300〜450)を飲んだが、諸経費(?)は20千円くらいであった。

細かいことではあるが、私が老人であるが故に、入国審査の書類を書くのが不慣れで、間違っていたりして、グループに迷惑をかけてはいけないと思い、旅行会社に手数料として、あらかじめ¥4200支払って作らせたが、その用紙は古く使い物にならなかったので、結局手で書いたが、何も説明は無かった。

4. 添乗員、ガイド 添乗員は未だ30才には間のある男性であったが、細かく気配りもあり、また、ガイドの居ない時のバスの中では、窓外の景色などに連動して、ガイドを積極的に務めるなど、私に不満があるはずは無かった。

現地ガイドは、行く先々で、日本人ガイドを雇っていたが、30代位の女性と唯一人は40代の男性であった。余りにも激しく変わるので、かなり事務的になり、親しみが湧くことはあり得ないが、大きな不満は生まれなかった、合理的ではあるが、それだけに、思い出に残る言葉などは期待する方が間違っているのであろう。国内での今のバスガイドを見ても古参のガイドでない限り、同じようになりつつあるようだから、仕方が無いのかも知れない。

どういうシステムになってるかは知らないが、現地ガイドと旅行社がそれぞれの観光地域毎に、直接契約する事で、支払い対象は高々数時間の日当のみで済むから、大きなコストダウンになる事が考えられ、また、費用を直接本人に現金で支払い、ガイド自身が納税をしなければ実入りは大きく、利害関係が一致するということは考え過ぎかも知れない。 こうして合理化したメリットが全て”社”のものとなり、我々利用者には全く還元されず、つまらぬガイドに当たったと思うだけで終わっていることが、少し釈然としないのである。

5. メンバー構成 今回はお”一人様専用”として募集したものだから、一週間前に顔合わせの「こんにちは会」が開かれたと言う所までは、かなり前のブログで書いたが、ここではその後編である。

「こんにちは会」の会場に入ると、添乗員の若い男性一人の他はすべて女性ではないか!?。不吉な予感が脳裏をかすめる・・・・。この日に来ない人が3人いると言うので聞いて見るとそれも女性!、一途の望みも経たれた、添乗員(男)を含めて総員12名客の男は私一人なのだ。これは私が最近受けた極大のショックであった、血圧もかなり上がったはずである。

”K”コーヒーショップには都合でよく行くが、ここは午前中は、お年を召した男が多いが、観光バスツアーでは女性群が6割以上であるし、また、ビジネスを含めた客の乗る、京都大阪行きの高速バスには、8〜9割は女性であるので、”男は近くに、女は遠くに”の傾向があることは、承知していた。

しかし、まさかの海外旅行、しかも一人専用の旅だから男性が多いはずとの読みが間違っていたのだ。問い合わせれば答えがあったかも知れないから、聞かない私が悪いし、客の意向よりも売り上げ優先の業者側から言ってくるはずも無い、その時点でキャンセルすれば、50千円の罰金で済むから、キャンセルを真剣に考えた。

お一人様専用でないツアーに入れば、いつもの悲哀を味わうことになる、ニュージーランドはいずれは行きたい場所であるし、次のチャンスに生きているかどうかさえ怪しいので、極めて気が重いが行かざるを得ないとの苦渋の判断をしたのであった。

前にも書いたが、女の一人旅は容認されるが、男の場合は何故か冷たい目で見られるのであるが、これは何故なのかついにこの旅では答えが出ることはなかった。

もう一点書き加えたいことは、今回の旅行で食事の際、肉かシーフードの選択をする場面が何度かあったが、初めは半々か少し肉が多いように思ったが、最後の昼食は全員が”ビーフステーキ”であったが、圧倒的に女性が多いのに、躊躇なく”ビーフ”の声一点であったのは、驚いた。私は曲げて、シーフードに変えないといけなったのだろうか?。

6. 最後に 旅への参加者が女ばかりなら事は簡単であるのに、年寄りの男が一人紛れ込んでは、添乗員もさぞかし、やりにくかったであろうし、同行の女性の皆さんには、迷惑な事であったと今更ではあるが、お詫びをしたい気持ちである。

一方私はカメラを手にしたら、もう完全に私の世界、周りの事なぞそっち除けで、ファインダーに没頭していたので、楽しく無いはずは無い。女性の皆さんの中にはこんな私を理解して下さる方もいたりなど良いメンバーに恵まれて、また、この上なしと言う程の好天にも恵まれ、山盛りの思い出と4293枚の貴重な写真を手にする事が出来て、大変よい旅をさせて戴いたと、関係の皆さまに心からお礼を申す次第である。

大変お粗末な「旅日記」でありまた、長々と述べてまいりましたが、漸く完結いたしました。最後までお付き合い戴き心から感謝いたします。 ありがとうございました

                       < 完 >

追記

このあとこのブログにて、この旅行記のインデックスを公開しますが、これは私の備忘録として活用するためのもの故に、読み飛ばして戴いて結構です。

追記

ブログ開始以来の全ての、過去に投稿したブログを行き先等内容別、時系列別に分類整理して並べ、それぞれの項目をクリックすると、それを記したブログにジャンプ出来ます。

        http://mokunen.c.ooco.jp/blog-idx/b-idx-0.html

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コメント

たきあん
2011年01月23日 19:14
木燃人さん
ああ・・・以前のブログで「後悔したことがある」と仰っていたことはこの事でしたか。紅一点ならぬ黒一点ですか。もてたことでしょう? 京都行きのバスもそんなに女性攻勢ですか?男は一体何をしているのでしょうね。私みたいに家に閉じこもっているのかなあ。 今回の件、お金のことは余り言いたくないですが私には夢のような話です。 ニュージーランドは今までの長いブロガ活動のひとつの大きな山であること思います。 先程、HPの「ブログの索引」から「苔寺」へ飛んでみました。コメントも入れましたがまだ有効なのでしょうかね。 私は新米ですが改めて貴ブログの歴史を垣間見た気がします。 大偉業を達成されたのですから暫くは休んで下さいとは申しません。 頑張ってください。木燃人さんは突っ走ってないと倒れるタイプですから・・・

木燃人
2011年01月24日 09:31
たきあんさん
そうです、”黒一点”とは予想だにせず、かなりのショックでした、罰金の掛からない時点で解っていれば、当然キャンセルしてました。 男性諸君!、ほんとうに、コーヒーショップだけでなく、もっと外にでましょうよ!。 ホームページの表紙に新しく{ブログの索引」を作り、ここから過去のブログの記事へとジャンプ出来るようにしましたが、今は「寺院と神社」だけですが、分野別時系列別に分類し、最終的には全てを網羅しようとしてます。(再掲します) http://sky.geocities.jp/jbkkh296/blog-index.html なお、旧のブログへの私からの新規投稿はしませんが、皆さんからのコメントは受け付けております。但し、ゴキブリの宝庫にならないとも限らないので、承認後公開としてます。苔寺は解答しました。

shuttle
2011年01月24日 10:03
木燃人さん
ニュージランド旅行の総括、興味深く拝読しました。お一人旅専用の旅行があると言うのは、初めて知りました。海外旅行だからその場合、当然男性が多いだろうと言う予想は当然です。女性の中の男性ただ一人、は恐怖でしたね。ご同情申し上げます。私は女子高の教員を9年間しました。自分は「女」になった気がする9年間でしたよ。男を意識していては女子高の教員は務まりません。 経費総額、約50万円。結構高価でしたね。私の海外旅行は、一人30万円止まりです。何時も2人ですから、それでも50万円は越えます。3月予定のオランダ、ベルギー、ルクセンブルグも、それくらいです。人生最後の贅沢です。 しかし、旅行は、日常生活を離れ将来の活力に繋がります。年に海外へ1回、国内で3回くらいの旅行を楽しみたいものです。病気で入院などしてお金を使うよりも、楽しいだけ良いです。それにしても、女性方はお元気です。一人旅で海外とはねえ。皆さん独身なんでしょうね。

木燃人
2011年01月24日 19:37
shuttleさん
昔からニュージランド行きは高かったですが、最近は少し下がったとは言え、まだかなり高いです。 ニュージーランド航空しか行かず、独占路線だからでしょうか?、最近は日航との共同運航になったが、まだ高いです。 最後になるかも知れないので、高くても、今回に限り我慢したので。 女性が嫌いな訳ではないのですが、この場合は極めて窮屈、最初は本当に気が重かったですが、メンバーが良い人ばかりだったので、表向きは楽しく旅をする事ができました。 いえいえ、旦那さんを置いて来たひとも何人かいましたから、独身の会では無かったです。本当に最近の女性は強く、活発になりました!。 そうですとも、行ける時に行っときましょう!。

sawaka
2011年01月24日 21:30
木燃人さん
ニュージランドの旅、楽しく拝見しました。私達も安い旅行を探して、海外旅行に行きます。 主人は、先ずツアーの人数と、男女の比率を見て 男性が、居るとホットします。以前バス旅行に行った際に、男性は主人一人でしたからね、食堂にも、女性ばかり、男性が、一生懸命働いているとき、女性は、昼間から友人とランチか、とぼやきます。旅行には、添乗員に、当たり、外れ、があります。エジプトに行った時は、愛想のない添乗員でしたので、交通社に言って見ようかと思いました。我慢しました。木燃人さんが行って見たいニュージランド旅行では、男性一人とは、残念でしたね、奥さまが一緒でしたら又違った旅行でしたでしょう。天気に恵まれて良い旅が出来ていい思い出が出来ましたね。有難うございました。

木燃人
2011年01月25日 16:17
sawakaさん
長編だったので、飽きられたやも知れませんが、漸く完結となりました。長いお付き合いありがとうございました。
男一人、旅の道中は、いつもの事ながら、私はカメラに没頭してますから、殆ど気にならないですが、添乗員や他の皆さんには、甚だ迷惑なことであったと思います。
次回は、充分調査してから、行くか否かを決めたいと思います。