2011年02月09日

590  洛中散策(1)清浄華院


今は花の無い時期、ニュージーランドシリーズ、東海ウオーキングリポートもも終わりを迎え、ぼつぼつこのブログもネタが切れてきた。何処か無いか考えたところ、先日書いたように、京都には寺社が無数にあるが、今までに見たのは、そのほんの一部、しかも有名な大きな所ばかりであった。

それに対し京都には、小さいし忘れられたように静かに佇んでいるが、深い歴史や由緒がある、言わば「古寺」が多数あること、特にそれが、洛中と洛北に多いことに着目したのである

もうひとつの目論見は、「雪の京都」を撮ることである。このために、少し前から京都の天気予報と私の都合の睨みあいをしていたが、雪が多すぎてもいけないし、少ないと直ぐに解けるので、雪を狙って出掛けることの難しさを知ったのである。

よって今回は、雪を諦め、歩いて回るに際し、効率を上げるためには、寺が密集している、洛中が好適と判断して、鴨川の西側に沿う、河原町通り(県道32号)の東西にある、古寺15と、神社1を選び出したのである。

比較的小さいお寺、敷地も建物も多くはないので、時間はかからないと思うが、幾つ見て回るかは、結果でしかない、じっくり見るを主眼にと考えたのである。  今日は2011.02.02(水)、先日までの寒さも和らぎ、雲は少しあるが雨は心配なし、朝5時20分目覚ましによりきっちり起き、6時28分発の近鉄電車で、四日市まで出て、そこからは、いつもの通り、新名神道を走る「高速バス」に乗り、「五条京阪BS(バス停の略、以下同)」で下車した。

五条大橋を渡り、河原町通りに出て、「五条河原町BS」に、ここまで数分程度で、北に走る路線バス205に乗る。ここは大きい通り、バスは10分以下の間隔で運行していて、大変便利だ。

バスはちょくちょくよく止まるが、それでも10分程度で「府立病院前BS」に着き、¥220支払って降りる。 ここは、京都御苑、京都迎賓館の東、直ぐ近くである。そして本日の”京都てくてく歩き”がスタートした、時は9時15分であった。


洛中古寺シリーズ (1) 清浄華院 (せいじょうけいん)

所在地 上京区寺町通広小路上ル北之辺町395
   宗派   浄土宗
   拝観   境内自由
   皇室とのゆかりも深い浄土宗四ヵ本山の一つ


院のホームページによると・・・

清浄華院というのは「浄土に咲く蓮の華のように清らかな修行ができる場所」という願いを込めて名づけられました。

その歴史は古く、平安時代までさかのぼることができます。貞観2年(860)、時の天皇である清和天皇の勅願により、天台宗の慈覚大師円仁が京都御所内に禁裏内道場として建立したのが始まりです(現在は御所の東側に移転しています)。造営には約3年を要し、落成したのは貞観5年春でした。創建以来、天台・真言・仏心・戒律の四宗兼学の道場として重要な役割を果たしていました。

やがて平安時代も終わろうとする承安5年(1175)、浄土宗の開祖である法然上人が長年にわたるご研鑚の地、比叡山を去って東山吉水の地に草庵を結ばれ、念仏を称えることこそ唯一の救いの道であると説かれます。

当時の仏教界に新風を吹き込んだ法然上人の教えが、道俗を問わず潮のように広まっていくなかで、上人の教えに触れようとしたのは、時の天皇も同様であり、後白河法皇をはじめ高倉天皇・後鳥羽上皇の3天皇は、法然上人を戒師としてご受戒されました。この時、法然上人は当院を宿舎代わりに使われており、こうした因縁から後白河天皇より当院を賜り、清浄華院は浄土宗に改まったのです。これより後、当院は念仏道場としての道を歩むことになり、上人は多大なる尽力をつくされました。

また当院の皇室との因縁の深さを反映して、大殿右脇霊牌檀には、清和天皇・村上天皇の尊牌をはじめ、敬法門院、開明門院の他、皇子、皇女等二十九方の御牌を奉安しています。墓地には、御陽成・後水尾・孝明天皇等の皇子・皇女の御陵墓、妙香華院、実相心宮等の各宮家の墓、さらには、政商・立入宗継、国学者・玉松操、茶人・町田秋波、公卿・山科言継、尊王家・姉小路公知等の墓があります。

浄土宗となったのは開祖法然の教えにふれた後白河天皇、高倉天皇、後鳥羽天皇が戒めを受けた縁により法然にこの寺が与えられたからです。そのため法然を御内道場中興の祖とし念仏の開祖としています。


御影堂

歴史は古いが由緒がある寺、建物は未だ木の香りが漂うが如く新しくきれいであったのが、印象的であった。

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コメント

shuttle
2011年02月09日 19:22
木燃人さん 京都へは、四日市で乗り換え、スムーズに行けるんですね。近鉄、高速バス、両方で片道幾らくらいになるのでしょうか。 しかし、京都は、見るもの、知りたいことが山のようにあります。今回のシリーズも楽しみです。最初の「清浄華院」、院のホームページに依れば、なかなか由緒正しいお寺のようです。しかし、観光寺院でないためか、皆さん馴染みが薄いでしょうね。境内、建築物もそれほどでもないようです。しかし、風格は充分感じさせますね。

木燃人
2011年02月09日 20:01
shuttleさん 私の家に近い近鉄の駅から四日市駅までが¥320、四日市からのの高速バスが往復で買えば片道は¥2000で行けますので、最も安く行けるので、再々利用してます。 京都には多くの寺社がありますが、余り知られて無い所にも、興味のある歴史があって、更に深みに嵌っています。 おっしゃる通り、建造物などには、目を見張るような物はありませんから、写真よりも、その歴史の探索が面白くなってきます。 暫くの間、続きますので、よろしくお願いいたします。

sawaka
2011年02月10日 11:08
木燃人さん 私達の参拝する京都は、両手にあまるほどしかありません。観光バスを利用する為春は桜、秋は紅葉ですから、行く場所は限られています。 今回の木燃人さんの行かれた「大本山清浄華院」石畳を歩いて、心清めて、新年は参拝者で賑わいを見るでしょうね。今の静かな寺院に心洗われる気持ちになります。

たきあん
2011年02月10日 12:09
木燃人さん このあたりは幼い頃を過ごした地です。 改めてこんな立派なお寺に囲まれて育ったのだと感慨無量です。 木燃人さんとお会いしてなければ知らないまま過ごしたことでしょう。 神様、仏様、木燃人様・・・有難うございます。 ゆっくり拝ませて頂きます。

木燃人
2011年02月10日 12:19
sawakaさん そうですねー、豊田市からでは私の所よりも2時間は余分にかかりますから、合計4〜5時間必要ですから、簡単には行けませんですねー。 私の所からは、新名神道が出来たお陰で、早く、且つ、安く行けるようになったのは、大変に有難いことです。

木燃人
2011年02月10日 12:25
たきあんさん 過去は京都の最上級の所ばかりを見ていたので、今回はいちいち感動するようなことは、少ないでしょうが、じっくり古き良き時代に思いを寄せるのも、なかなかいい事だと思うようになりました。 伝説、いい伝えにもそれぞれちゃんとした、訳、意味があるのだと、思うようになりました。 もう飽きたと言われるくらい続きますので、よろしく