597 洛中散策 (8) 誓願時

2011年03月15日

前の訪問地「矢田寺」から、「寺町京極」商店街を南下、300mも行かずに到着した。

洛中古寺シリーズ(6) 誓願寺 (せいがんじ)

所在地  中京区新京極通三条下ル桜之町453
   宗派    浄土宗西山深草派総本山
   参拝    境内自由
   落語の始祖、安楽庵策伝ゆかりの寺

「寺町京極」商店街

アーケード街の途中にあるオアシス。

オアシスの前が「誓願寺」だ。

下の「迷子道しるべ」の石柱は「月下氷人石」と言われ探し物や落し物、訪ね人の仲介役になるそうだ。

ウイキペディアによれば・・・・

誓願寺(せいがんじ)は、京都市中京区新京極通にある寺院。浄土宗西山深草派の総本山である。本尊は阿弥陀如来、依拠の経典は浄土三部経である。天智天皇6年(667年)、天皇の勅願により奈良に創建。平安遷都後、西山上人証空の弟子円空(1213年−1284年)が京都の深草に寺を建て布教したのが始まりである。

日本各地に無住の寺を含めて400か寺余りの末寺がある。愛知県の三河地方を中心に四国や兵庫、京都に多くの寺が存在している。歴代の管長は三河地方から多く出ている。本山のある場所は京都の中心街である新京極にある。御所に近いことから朝廷との交流も多く見られた。

能の曲目に『誓願寺』があるが、この本山のことを指している。扇の塚のある寺として芸能関係にはよく知られた寺である。説教から発達した講談、落語、漫才などの芸人の成就を祈願する寺として知られている。また、落語発祥の寺とも言われている。今でも関西地方の芸人たちがこの寺で練習会を営んでいる。

戦前は西山三派と言われている深草派(誓願寺)、禅林寺派(禅林寺、通称永観堂)、光明寺派(光明寺)の浄土宗の寺が一緒になって運営されていた時代がある。

戦後は、それぞれの派に別れ、独自の布教活動を行っている。浄土宗西山深草派の総本山が誓願寺である。また、三派が一緒に活動していた頃にできた西山専門学校(僧侶育成の専門学校)は戦後に京都西山短期大学と名称が変わり、同宗派三派のリーダーを育てる大学として現在ある。

扇の塚

この辺り一帯(中筋町、裏寺町)は小さい寺が密集する地域である。この後、訪問予定の2寺もお隣どうしであるが、都合上別々に紹介したい。

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コメント

たきあん
2011年03月16日 00:09
木燃人さん
洛中のお寺は周りのビルがやたらに目立ってイメージダウンです。 お寺は借景などが魅力ですのでやっぱり郊外が良いです。 東北の地震はショックです。こんな事が本当に起こるのですね。 日本沈没もあながちドラマではないです。 国債の暴落でも起こればもうお終いです。 ブログどころではありません。 黙祷・・・


shuttle
2011年03月16日 07:48
木燃人さん
この「誓願寺」のご本堂は、鉄筋作りですね。いかにも近代的なんで、京都のお寺のイメージに遠いです。歴史的には由緒がありそうですが・・。


木燃人
2011年03月16日 08:54
たきあんさん
お寺にもそれぞれの事情があって、移転したくても、出来なかったのでしょうか?。 ただ、私には何故これほど多くの寺院を作ったのかとの疑問が湧きます。寺へのイメージが壊れるので、食べて行く道が他になかったからとは、考えたくないのですが?。


木燃人
2011年03月16日 09:00
shuttleさん
お寺の財政事情と都市開発との狭間での、可能な選択範囲はこれしかなかったのでしょうか?。