599 洛中散策 (10) 六角堂

2011年03月23日

洛中古寺シリーズ(9) 「六角堂(ろっかくどう)」、正式には「頂法寺(ちょうほうじ)」

              (京都てくてく記の終盤)

所在地  中京区六角通東洞院西入ル同之前町248
   宗派    単立
   参拝    境内自由
   親鸞ゆかりの寺、華道発祥の寺、西国三十三ヵ所札所としても著名。

ウイキペディアによれば・・・・・

頂法寺(ちょうほうじ)は、京都市中京区にある天台宗系単立の仏教寺院。山号は紫雲山。本尊は如意輪観音(秘仏)。西国三十三箇所第十八番札所。本堂が平面六角形であることから、「六角堂」の通称で知られる。華道の家元・池坊の発祥の地としても知られる。

寺伝によれば、延暦13年(794年)の平安遷都以前の創建で、開基は聖徳太子であるという。『六角堂頂法寺縁起』は次のように伝える。聖徳太子は、蘇我氏と物部氏との戦いに崇仏派の蘇我氏が勝利した後、報恩のため四天王寺を建立するが、そのための用材を求めてこの地を訪れた。

その際、太子は池で水浴をするため、傍らの木に衣服とともに持仏の如意輪観音像を収めた箱を掛けておいたところ、如意輪観音像は重くなり動かなくなってしまった。夢告によりその観音がこの地にとどまり衆生を済度することを希望したので、その観音像を現在地に安置し、近くにあった杉の巨木を伐採して六角形の堂を建立したのがこの寺の始まりという。

観音像は、太子の幼少時、淡路の海で水浴している時に隋から流れついたもので、像高一寸八分、太子の前世の守り本尊であったものと伝承する。

この御堂が六角形をしていることから「六角さん」と親しまれているとか。

「地ずりの柳」、縁むすびの柳とも言われ、二本の枝を寄せて、おみくじを結ぶという。

聖徳太子沐浴n池の跡というこの池の太子堂には、太子二歳像を祀っているそうだ。

「へそ石」 京の中心を示す。あるいは当初の本堂の礎石という。

ここの鳩は随分と人慣れしていて、これだけ近くでもポーズ(?)取ってくれた。

この寺の本堂である六角堂は寺内塔頭(たっちゅう)で、頂法寺の本坊にあたる池坊(いけのぼう)が執行として代々経営・管理に当たってきた。池坊の名は、聖徳太子が水浴したという池(又は井戸)にちなんでなづけられたものである。池坊の僧は、頂法寺の住持として本尊の如意輪観音に花を供えることとなっており、花の生け方に別格の妙技を見せることで評判となっていたことが15世紀の記録に残されている。

文明年間(1469年-1486年)に池坊12世専慶が立花(たてばな)の名手として知られ、ここから池坊としての立花が生じ、天文年間(1532年-1555年)には、池坊13世専応が度々宮中に招かれて花を立て、また「池坊専応口伝」を表して立花の理論と技術を初めて総合的に体系化した。

池坊の本拠ビル

この時点で、もうすでに足は疲労の限界、しかし、時間は未だ2時、もう少し頑張ろうと思い足を引きずって次に向う。

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コメント

shuttle
2011年03月23日 18:57
木燃人さん
「六角堂」のお堂と言い、聖徳太子沐浴の池の跡と言うこの池の「太子堂」と言い、あの有名な「夢殿」そっくりです。それで調べてみましたら、夢殿は「八角堂」なんですね。少し違いましたが、当時はこう言う四角ではない建造物が流行したのでしょうね。近代のモダンな高層建築も、色々な形で人を驚かせています。それと似た感覚でしょうか。


sawaka
2011年03月23日 19:47
木燃人さん こんばんは
「六角堂」由緒あるお寺ですね。八十八ヶ所めぐりにもお参り出来、私も、三河弘法、知多、四国「一部」と部落から出かけました。京都には、このような立派な奥ゆかしいお寺が沢山あり、良いですね。


木燃人
2011年03月23日 20:07
shuttleさん
お寺の権威を誇示するために、色々な工夫をされてますが、その一つが四角でない建物でしょうか。 今なら私でも六角でも八角でも機械がそのように削ってくれるので、作ることは可能ですが、この寺の建設当時は三角関数もなしで、どうやってやったのか、不思議です。昔の人の凄さがわかります。


木燃人
2011年03月23日 20:10
sawakaさん
小さいお寺ですが、歴史はしっかりあるようです。 何回も繁栄と衰退を繰り返して来た、由緒のあることがわかり、古寺を廻る楽しみがそこにあります。 桜も間近です、次はどこにするか、思案中です。


たきあん
2011年03月23日 20:41
木燃人さん
「六角堂」と聞くと京の通り名の歌を思い浮かべます。丸竹夷二押御池姉三六角蛸錦・・・ 「へそ石」は京の中心を示すのですね。大丸さん辺りが京都の中心かなと思っていましたので頷けます。 四条烏丸の角ビル(三井ビル)で5年ほど勤務していましたのでよくサボりに来たものです。 いよいよ終盤、今回もいろいろ勉強になりました。(すぐ忘れてしまいますが)


木燃人
2011年03月24日 09:11
たきあんさん
へェー!。そんな歌があるのですか!。 この寺もそれくらい歴史と由緒があり、親しまれてきたということですね。やっぱり京都は楽しい!。 過去最長編となった、洛中散策古寺シリーズも残す所一遍です。ネタ切れが始まりましたので、再度京都行きを考えてますが、桜シーズンまで待てないとなると・・・・?。