654 百済寺

2011年11月10日

2011.11.04(金) 遅れ気味の紅葉を待ち兼ねて、まだ少し早いと思いつつも、紅葉の名所と言われる琵琶湖の東、つまり「湖東」の寺を見に来た。「永源寺」の次は・・・・・


「百済寺」   天台宗 釈迦山

         滋賀県東近江市百済寺町
         拝観料 ¥500   駐車無料


琵琶湖の東、鈴鹿山脈の西山腹に位置する。寺伝によれば、推古天皇14年(606年)、聖徳太子の建立という。

聖徳太子は当時来朝していた高麗(高句麗)の僧・恵慈(えじ)とともにこの地に至った時、山中に不思議な光を見た。その光の元を訪ねて行くと、それは霊木の杉であった。太子はその杉を、根が付いた立ち木のまま刻んで十一面観音の像を作り、像を囲むように堂を建てた。これが百済寺の始まりであるといい、百済の龍雲寺にならって寺を建てたので百済寺と号したという。

百済寺の史料上の初見は11世紀の寛治3年(1089年)であり、聖徳太子創建との伝承がどこまで史実を反映したものかは不明であるが、百済寺という寺号から見て、この寺は渡来系氏族の氏寺として開創された可能性が高い。平安時代には、近江国の多くの寺院と同様、比叡山延暦寺の勢力下に入り、天台宗の寺院となっている。

平安時代から中世にかけて、かなりの規模をもった寺院だったようだが、明応7年(1498年)の火災で全焼し、その数年後の文亀3年(1503年)の兵火でも焼け、この2回の火災で創建以来の建物ばかりでなく、仏像、寺宝、記録類なども大方焼けてしまった。

さらに天正元年(1573年)には織田信長の焼き討ちに遭い、またも全焼している。当時、この地に勢力をもっていた佐々木氏の一族六角氏は、観音寺城の支城である鯰江城(なまずえじょう)を百済寺の近くに築いていた。

信長は自分と敵対していた佐々木氏に味方するものとして、百済寺を焼き討ちした。本堂をはじめ現在の建物は近世以降の再興である。


「喜見院の庭園」


境内参道の両脇などに、多数の「ミツマタ」が植えられており、蕾が早くも出来ていた。花は春のはずであるから、何と気の早いことだろうか!。

道端の解説板によると、異常繁殖とも言える鹿達にも食べられず、常緑の葉は秋になっても美しく、境内緑化にも大いに貢献しているとある。木などにも爪跡さえなく、綺麗な状態でどんどん増やしているようだ。食べても余程不味いのであろう事が伺える、何せ”紙”だからねぇ!。

「ミツマタ」 花などは下記「木燃花図鑑」をご覧ください。 

     http://mokunen.c.ooco.jp/fpkan/flw/mitumata.html


「ミツマタ」はまだ木は小さいのが多いが、これが育って一斉に花を付けると、新聞などで紹介されて、見に来る人が増えて、有名になる日が来るのかも?。


「カンツバキ」か「サザンカ」の判別不能。

違いは花の散り方にあるが、それが判明するにはまだ少し時間が・・・

「サザンカ」は下記を参考にしてください。

     http://mokunen.c.ooco.jp/fpkan/flw/sazanka.html


今年の紅葉は少し変だ!、単に遅れているのみならず、色が鮮明でなく美しさに欠ける気がする。もしかするとこのまま赤くならずに散ってしまうことを恐れている。 昨夜のTVであのきれいな香嵐渓でさえ、紅葉の色付きが悪いと報じていたことからも伺える。

家を出る時は”体調極めて良好”であったが、先に見た「永源寺」で坂道を少し無理をして昇ったためか、急に疲労は来るし、痛みは出るはで通常ならば、ベッドに寝転ぶ所なのだがそうも行かず、また、今ここで帰っては如何にも情けないので、もう一か所回ることとして、「金剛輪寺」に向った。


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コメント

瀧庵
2011年11月11日 21:20
木燃人さん
ご忠告にも拘わらず651番をお気に入りに登録していました。そりゃ更新されないはずです。今やっと気が付きました。
木燃人さんも以前の「虫」が出てきたのですから大変嬉しいのですがまた心配でもあります。決して無理をしないでください。
永源寺・百済寺などの写真を拝見していると、もう3ヶ月も外出していない私でも出かけたくなってきます。
永源寺のモミジもこんなに紅葉しているのですか。そりゃそうですね。もう11月ですもの。手術の後遺症で紅葉どころではなかったのですがそんなメランコリーも吹っ飛びそうです。 ありがとうございました。


木燃人
2011年11月12日 10:12
瀧庵さん
催促をするようで、少し気が引けたのですが、私が前にある方のブログでいつも同じページが出るようになったので、散々苦労したことがあったので、書いたのです。お役に立ててよかった!。お気に入りに記入の際、いつもそうなる訳でないのが、解らない所ではありますね。
その日によって大きな違いはありますが、正直なところ、若干は無理をして、かなり苦痛と戦っています。ただ、その後にその害が残ってはいないようなので、鍛錬の一つと考えてその壁を越えようと考えてやってます。私にはまだ爆弾がありますので、それが爆発する危険が無い訳ではないのですが、ここまで生きたから未練はないという割り切りもあることは確かです。


SHUTTLE
2011年11月12日 10:35
木燃人さん
湖東三山を、北陸旅行の途中見学したいと思っているところです。しかし時間的制約も多いですから、どこか一つとなったら、現在何処が、紅葉が綺麗でしょうか。永源寺は、遠かった記憶があります。歩く距離も長いですよね。金剛輪寺のお写真を見てから決めましょうかねえ。


木燃人
2011年11月12日 13:10
shuttleさん
北陸方面から高速でこられるとすると、「彦根IC]か「八日市IC]で降りられると思います。一番北にある西明寺が略その中間にありますので、八日市の方が効率的かと思います。
また、帰りは鈴鹿山脈を国道306または421で超えて、東名阪、湾岸高速で豊田にでられるのが早いと思います。
この事からは、八日市で降りて、「百済寺」または「永源寺」に行かれるのが時間的に有利と思います。
西明寺は数年前に行きましたが、記憶がはっきりしませんが、歩きは多くなかったと思います。金剛輪寺はブログに書いたように永源寺よりもはるかに坂道を長く歩かねばなりません。
百済寺は庭がきれいですが、紅葉はさほど多くありません。紅葉は西明寺も良いように思いますが、永源寺には勝てないように思います。なを永源寺の駐車場は西側の山門側が近いです。
国道421はほんの一部狭い所がありますが、この春から見違えるほど良くなりました(私のブログ11/6日分をご参照方)