656 嵯峨野散策(1)清涼寺

2011年11月14日

孫娘が車を買って一年、まだ高速道路のETCゲートを通過したことがないので、その体験をすることと、私が退院後盛んに京都に行きたいと言ってる事を合わせ、私達を京都嵯峨野に載せて行ってくれると言う。

孫娘の21才の誕生日祝いも兼ねると言う事も重なって、大蔵省(妻)もいつになく大奮発し、たっぷり(?)の予算を取るなど、誠に心強い。

可愛い孫や娘との京都、また、まだ長距離運転は避けたい私にとって、こんな嬉しい提案を断る事なぞ全くあり得ない事、更には、今日は体調も天気も良く、喜び勇んでやってきた。(2011.11.09(月))


まだ秋の行楽シーズンには一歩早く、高速道路は快適に走れたが、インターチェンジを降りてからはそうも行かず混雑に巻き込まれた。先ずは、天竜寺の駐車場(¥1000)に車を止め、すでに多数の人が行き交う嵐山の通りを北に数分歩いた所が、今日の第一の訪問先だ。


「清涼寺」   浄土宗 五台山   別名:嵯峨釈迦堂

         京都市右京区嵯峨
         境内は無料


棲霞寺草創から数十年後、当時の中国・宋に渡り、五台山(一名、清凉山)を巡礼した「然(ちょうねん、938−1016)という東大寺出身の僧がいた。「然は、宋へ渡航中の985年、台州の開元寺で現地の仏師に命じて1体の釈迦如来像を謹刻させた。

その釈迦像は、古代インドの優填王(うてんおう)が釈迦の在世中に栴檀(せんだん)の木で造らせたという由緒を持つ霊像を模刻したもので、実は模刻像と霊像とが入れ替わったとする縁起を持つため、「インド - 中国 - 日本」と伝来したことから「三国伝来の釈迦像」と呼ばれている。

「然は、永延元年(987年)日本に帰国後、京都の愛宕山を中国の五台山に見立て、愛宕山麓にこの釈迦像を安置する寺を建立しようとした。「然は、三国伝来の釈迦像をこの嵯峨の地に安置することで、南都系の旧仏教の都における中心地としようとしたものと思われる。

すなわち、都の西北方にそびえる愛宕山麓の地に拠点となる清凉寺を建立することで、相対する都の東北方に位置する比叡山延暦寺と対抗しようとした、という意図が込められていたとされる。

しかし、その願いを達しないまま長和5年(1016年)、「然は没した。かれの遺志を継いだ弟子の盛算(じょうさん)が棲霞寺の境内に建立したのが、五台山清凉寺である。


「豊臣秀頼首塚」 

ここを訪れたのは11月9日月曜日、その前日の大河ドラマ”江”で秀頼が自害したので、何ともタイミングのよいことと驚いた。


名物「あぶり餅」をここで食する。 甘さを抑えた飴に浸し、一口にも満たない竹串に刺した小さな焼き餅7個が一皿。値段は¥70だったかな?。


私の体調を考慮してくれてここが最遠地とし、ここより西方に歩き次の「祇王寺」に向った。


前(2011.11.12) 次(2011.11.16)


コメント

SHUTTLE
2011年11月14日 19:30
木燃人さん 孫娘さんのドライブで京都見物ですか。素晴らしいことですね。我が家も孫息子二人は免許を取りましたが、まだ、乗せてもらったことはありません。京都嵯峨野は、紅葉のメッカです。しかし9日では。まだまだだったでしょうね。釈迦堂の山門は立派ですね。私も嵯峨野は好きで、数回訪れていますが、何処もかしこも、ただうっとりと見惚れるだけで、記憶には残りません。こんな凄い山門だったのかなあと覚えていないことを恥ずかしく感じています。


sawaka
2011年11月14日 20:56
木燃人さん
京都は、木燃人さんのお膝元ですよね、お孫さんもお爺ちゃんとご一緒でしたら、心強いですね。私達も、車で行った事がありましたが、道が狭く、駐車場が見つからなくて「ナビの無い時代」苦労しました。以後観光バスです。
お孫さんと出かけた京都は格別でしょうね。


瀧庵
2011年11月14日 21:31
木燃人さん
お電話頂いたのはこの日でしたか。雑音と勘違いして大変失礼を致しました。娘さんとお孫さん一緒のドライブとは最高ですね。これ以上の幸せってあるのでしょうか。私も嬉しいです。娘の孫は格別に可愛いものです。私の娘の孫(男の子)はまだ小学校一年生ですからもうドライブは無理みたいです。ジャニーズに入れようかと思う位可愛いです。 今日も渡月橋への散歩で山々をじっくり眺めていました。紅葉にはまだ早いようですが人出は結構多かったです。
後遺症が長引きいつもの景色ももうひとつです。元気な時は清涼寺まで足を伸ばすこともあるのですが。 ついつい木燃さんに甘えてしまい愚痴をお許しください。


木燃人
2011年11月15日 08:39
shuttleさん
始めてのことでしたが、それはそれは嬉しい楽しいことでした。思い出に残る一日でした。
嵯峨野、嵐山はいつ来ても人が多く、いつ来てもいい所です。惜しい事に紅葉は早すぎました。今年はかなり遅れているためなのか、色も鮮やかではない様に思います。19日の北陸なら寒くなってるでしょうから見ごろに出会えそうですね。旅行記を楽しみにしてます。


木燃人
2011年11月15日 08:49
sawakaさん
京都はもともと大好きですし、新名阪が出来て大変便利になり、一層親しみが湧くようになった気がします。
そこにきれいになった孫と娘が一緒ですから、楽しくないはずはありません。
京都は混雑しますし、道路の広くない所にお寺がありまし、駐車料が高いですから、車で回るのは効率が悪いですね。ですから私はいつも歩いて回れる範囲を決めて、その中で最も合理的な所に車を止めております。


木燃人
2011年11月15日 09:05
瀧庵さん
そうです、カーナビのいたずらで、お宅の直ぐ近くを通ったものですから、久しぶりだし、つい懐かしくなって突然電話してしまったのです。
男親は娘を可愛がることが多いと言われますが、私も人並みに娘を可愛がるので、妻にいつも言われてます。
私がICUで痲酔が覚めた直後、手足を縛られ、口には太いパイプを突っ込まれ最も苦しい時に、赤い服を着た孫が顔を見せてくれた時は感激でした、体から五光が射している天使に見えました。これは死ぬまで忘れられない出来事です。これでは年をとって、かなりナイーブになった自分が見えます。
日常の散歩で渡月橋や嵯峨野を歩けるなんて、ちょっと贅沢すぎです!。