658 嵯峨野散策(3)壇林寺

2011年11月18日

孫娘の車に載せて貰って、京都嵯峨野に来て、「清涼寺」、「祇王寺」と回っての戻り路道に立派な門があった。、しっかり拝観料も取るので、さぞや立派なお寺と思い入ってみたが、これには参った!。ま、写真をご覧戴きたし。


「壇林寺(門跡)」 

       京都市右京区嵯峨小倉山畔
       拝観料¥400



当寺は、平安時代の初め、嵯峨天皇の皇后橘嘉智子(たちばなのかちこ)(786〜850)が創建した寺院に由来する。皇后は、容姿美しく婦徳に秀で、学芸を愛され、橘氏の学校として学館院を設けたといわれている。  また、皇后は、深く仏教を信仰し、嵯峨の地に檀林寺と呼ばれる壮大な寺院を営み、盛時には、十二坊を数えたといわれている。  さらに、皇后は、当時、来朝した中国の僧、義空を師として、この寺で禅書を学び、これが、我が国で禅が唱えられた始めといわれている。  昭和39年から再建された寺院である。

…と言う説もあるが、一般には単なる古道具屋とも酷評されている。当初の由来は無くはないであろうが、見ると、今はガラクタを集め、入場料まで取り、小銭を稼ぐ古道具屋説を信じたくなるような気持だ。


本堂としているが、コンクリート製?の建物はこれ一棟のみ。 内部にはいると奥行きは3m幅10mほど、細長くてとても寺とは言い難い雰囲気。 狭くて粗末な台の上にそれらしきものがびっしりと隙間なく並べられているが、全てが何の囲いもなく、手でさわろうとすれば、届く範囲、正に古道具屋の陳列そのもの。それぞれの価値が如何様なものか、私には知る由も無いが、見た所歴史的価値があるようには到底見えなかった。

もしも価値があるものなら、触れないようにガラス張りなどにしてあるはずと思う。 買いたい人が手に取って見られるようにしてあるのなら、寺とは言い難いし、入場料を取るのは如何なものであろうか?。


中に入ると、待ち構えていた年配の男が、説明をするだけならまだしも、”お守り”を売り付けはじめたのである、私は辞めさせたかったが、孫の幸せに少しでも、(気休めと解っていても)役立つのならと、何も言わず足早にそこを離れた。


裏門まで造って尤もらしく装う。実際は直ぐ横で実用上は全く意味はなし。


ブログにするには、ちょっと恥ずかしい内容になったが、看板と中身は必ずしも一致しないという典型的実例として参考にしてもらいたいので掲載した。ガイドブックに紹介されてないお寺であっても、入って見て、掘り出し物に出会う楽しみが、これでかなりしぼんでしまった事は事実であるが、時にはこう言う事も世の中にはあるのだと改めて感じた次第。


次は「常寂光寺」であるが、それは次回としたい。


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コメント

shuttle
2011年11月18日 15:14
木燃人さん 今日は
それはがっかりでしたね。「壇林院」は、私もお参りしたことはありません。由緒あるお寺でしょうが、現在はコンクリート製、嵯峨野には不釣合いです。商売熱心なお寺のようですね。嵯峨野の「常寂光寺」、これは紅葉の名所で何回か訪れています。お写真が楽しみです。


瀧庵
2011年11月18日 16:2
木燃人さん
珍しくボロクソ評価のお寺ですね。ガラクタが写ってないですが見たかったです。 写真だけを見るとそんな風には見えませんが、嵯峨野の名前を汚す程ですか?「壇林寺」頭に入れておきます。
ところで「無病突死」の件、残念でしょうがその線は消えましたね。


sawaka
2011年11月18日 19:13
木燃人さん こんばんは
由緒あるお寺巡りが、意外や、チョットがっかりされたようですね。近代的な建物は、正に、資料館のようです。奥深く周囲の庭にも紅葉もまだ、早いようです。木燃人さんの描いていたお寺とは随分違っていたようですが、一度は「行った事あります」そんな話題も、笑い話になりそうですね。


木燃人
2011年11月19日 09:10
shuttleさん おはようございます。
ここはガイドブックなどに乗っていません、やはりそれだけの理由がありました。法要する場所さえないのですから、檀家などは殆どないのではないでしょうか、よって、収入は拝観料と物品販売ですから、門をくぐって来た人は鴨、必死で売り込みをして、3人分の経費を稼がねばならないのでしょうね。 。


木燃人
2011年11月19日 09:00
瀧庵さん
本当です、京都の恥ですよここは!。 細長く狭い場所に、棚に載せられるような小物がびっしり並べられてましたが、驚くなかれ撮影禁止、ここの禁止の理由は陳列品の保護のためではなく、真実を知られないためのようです。欲しい人が手で持って帰れるような大きさのものばかりで、正に誰かの言うように、古道具屋でした。 「無病突死」は、半年毎の検査でチェックして行けば一応回避出来るとの計算です、勿論その間「重量物持ち禁止」「気張ること禁止」多分「ゴルフは絶対不可」を守らないと、限界値一杯の腹部大動脈が破裂する可能性が出てきます。


木燃人
2011年11月19日 09:10
sawakaさん おはようございます。
ガイドブックに載ってない所には、まれに感激を覚えるものが見つかるのですが、殆どの場合は期待に反します。よって、体力に余裕の無い今後は止めるように考えています。
庭には隙間無く木が植えられてますが、決して立派とは言い難く、本当に由緒あるのかどうかは、判断出来ない状態でした。
そうは言うものの、ブログの1ページを形成できましたし、確かに話のタネにはなります。