666 奈良古寺めぐり(4)円成寺

2011年12月04日

.11.21(月)、奈良県柳生の里の「芳徳寺」、京都府木津川市にある「岩船寺」「浄瑠璃寺」を見たあと、再び奈良県を走る国道369に出て、その道沿いにある「円成寺」に入ることにした。


「円成寺」  (えんじょうじ) 

        真言宗 御室派  山号:忍辱山(にんにくせん)
        奈良市忍辱山町
        拝観料¥400  駐車無料


この寺は珍しく、門の外に池と庭園が作られ、紅葉が見事に色づいていた。


「楼門」(ここからは入れない)


寺に伝わる「和州忍辱山円成寺縁起」によれば、沿革は次の通りである。

天平勝宝8歳(756年)、聖武・孝謙両天皇の勅願により、鑑真の弟子にあたる僧・虚瀧(ころう)により開創される。万寿3年(1026年)に命禅が再興して十一面観音を祀ったという。しかし、鑑真とともに来日した僧の中に虚瀧なる人物は実在せず、奈良時代にさかのぼる遺品、出土品等も見当たらない。以上のことから、この草創縁起は後世の仮託と思われ、「中興の祖」とされている命禅が円成寺の実質的な開基であると推定されている。

平安時代末期の保元元年(1156年)、京都仁和寺の寛遍が東密忍辱山流(とうみつにんにくせんりゅう)を開き、寺運は興隆した。この頃に本尊が当初の十一面観音から阿弥陀如来に代わったと思われる。

室町時代、応仁の乱(1466年-1476年)の兵火により堂塔伽藍の大半が焼失したが、栄弘が入り再興された。

江戸時代は寺中に子院23か寺を有するほどであった。

明治の廃仏毀釈による混乱により衰え、現在に至る。


「本堂」


「イチゴノキ」との表示がり、花と実が同時になっていた。

「イチゴノキ」は下記に若干の記述があります。(木燃花図鑑)

     http://mokunen.c.ooco.jp/fpkan/flw/itigonoki.html



術後初の長距離運転、ここまで来て走行距離120Kmを超えたが、まだ体力は充分あり、次の訪問地の「正歴寺」に向けて、奈良公園の中を走る国道369を南下し始めた。


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コメント

shuttle
2011年12月04日 13:56
木燃人さん 今日は
「術後初の長距離運転、ここまで来て走行距離120Km」とは、また、凄い。身体が悲鳴を上げてからでは遅いです。くれぐれもご自愛ください。この「円成寺」も、広大で、かつ、紅葉が綺麗です。ただ、あまり一般的でないのか、私もお参りした覚えがありません。尤も、お参りした寺院の方が断然少ないのですから、当然ですよね。


木燃人
2011年12月04日 18:34
shutleさん  こんばんは
術後今日で丁度5ヶ月になりました。目に見えてとは言えませんが、少しずつ回復しているようです。担当した医者は6ヶ月はかかると言ってましたので、来年は”普通の状態”に戻るよう祈る気持ちです。また、体は動かさないと退化してしまうので、少しの無理は超えてゆかねばならないものと理解しております。ただ、血圧が急激に上ることは避けねばならないので、”普通の状態”と言っても重量物を持たないなど制限付きになりますが、来年になれば、アルコールも旅行も始められたら嬉しいと思っています。


瀧庵
2011年12月04日 20:08
木燃人さん
柿ノ木など侘しい風景ですね。 術後初の長距離運転、少しは見習わないといけませんが喉の違和感が取れず車にも乗る気がしない今日この頃です。 木燃さんのブログがなかったら今年の紅葉等は無かった事でしょう。長い間楽しんでこられた写真やブログは人生そのものですね。 「シンドイから今日はやめておこう」っていう発想では無くそれを逆にバネにしておられる様にさえ見えます。


sawaka
2011年12月04日 21:08
木燃人さん こんばんは
ここ数年奈良には、出かけていません。奈良と言えば、「猿沢の池」興福寺 鹿 そんな思いでくらいです。「円成寺」は、始めて見せて頂き、紅葉の色が鮮やかで美しいお寺ですね、京都より、寒暖の差があるのでしょうかね「想像」です。写真の 塔は、納骨堂でしょうか、広大な寺を歩くだけでも大変、しかもカメラを持っての事お疲れでしょう。 綺麗な紅葉を見せて頂き、満足しました。


木燃人
2011年12月05日 08:44
瀧庵さん
私は声が出なくなったと同時に、水分などが喉によく引っ掛かり、咳きこみます。咳くと胸の傷が飛び上るほど痛みますので、肺病になったような押さえた咳きをしようとするのですが、それでは引っ掛かりが撮れず、暫くは苦しい思いをしています。例えビールが飲めるようになったとしても、豪快にガブ飲みすることは永久に無いのかと思うと、何のための手術だったのかと思いたくなります。それらを忘れるためにも、思い切り好きな事をすべしと、出掛けたりしてるのです。


木燃人
2011年12月05日 08:58
sawakaさん  おはようございます。
そう言えば、奈良は盆地ですから、寒暖の差は激しいでしょうね。これでやっと、奈良に来て本来の真紅の紅葉が見る事が出来た理由がわかりました!。
奈良は京都に較べれば遥かに観光客は少ないです。特に愛知県からなどは、遠くでもなく近くでもない、日帰りは難しく、泊まりがけには近すぎるし温泉もない、中途半端なので出難いのかも知れませんね。私の所からは、京都と同じく、日帰りでいくつかの寺を見る事が出来るので、大変幸せだと思っています。