672 山科宇治の古寺(1)徳林庵

2011年12月14日

病み上がり以降1ヶ月余り続いた隔日発行のこのブログも、天候と都合に行く手を阻まれて途切れそうになり、気にしていたところ、2011.12.10(土)、朝8時近くになってからではあったが、起きて見ると天気もよし、そろりと伺うと単独行の許可も下りた、急いで仕度をして、兎に角飛び出したのは9時を回っていた。

行き先は花の無い時期となれば、自ずから京都か奈良になる。奈良は先日行ったので、ならば京都しかないと、高速に乗り走りながら行き先を考えた。 京都や奈良の寺社のことなら、大凡は頭に入ってる、しかし、術後の単独長距離走は初めてであるから、京都南ICで降りた周辺、それが山科なのである。出発が遅かったこともあり、山科後は宇治方面とすれば、帰路は京滋バイパスを通れば早いと読んで走ったのである。

今日は土曜日西名阪も新名神も車は多いが、楽々100Km/hを超えて走る事が出来たが、ICを出たとたん、国道は大渋滞、最初の訪問先をICに近い所にナビはセットしてあるので、かなり狭いがわき道に入って、10分もせずに目的の地蔵さんに到着した。


「徳林庵」(とくりんあん) 通称:山科廻地蔵 山科地蔵 四ノ宮地蔵

          京都市山科区四の宮泉水町
          臨済宗南禅寺派  柳谷山
          拝観境内無料  駐車場無し


「六地蔵縁起」(大善寺:1665年(皇紀2325)寛文5年)によると平安時代初期小野篁が、亡くなったとき冥土において生身の地蔵菩薩に出会い、教えに従って蘇生した

852年(皇紀1512)仁寿2年小野篁は、木幡山(こばたやま)の一本の桜の大木から六体の地蔵尊像を刻み、木幡の里(現在の大善寺)に安置した

 1157年(皇紀1817)保元2年都では疫病が流行し、後白河天皇は、都の出入り口に六体の地蔵尊を祀るよう平清盛に勅命する 勅命を受けた平清盛は、京洛の入口6カ所にそれぞれ六角円堂を建て1体ずつ分置し、西光法師に命じて供養させた

琵琶の名手だった仁明天皇第四皇子 四之宮 人康親王(さねやすしんのう)が失明され、この地に移り住まわれる  1550年(皇紀2210)天文19年,人康親王の菩提を弔うために、子孫の南禅寺第260世 雲英正怡禅師(うんえいしょういぜんじ)が創建する

江戸時代  人康親王は、盲人・座頭の祖神とされ、毎年2月16日に、人康親王を弔うため、検校位を持つ琵琶法師たちにより琵琶演奏が行われた


このお堂の前の道、車がすれ違うも容易ではない狭さであるが、旧東海道、旧三条通りと言う。昔はこれで良かったのかとつくづく思う。


上に書かれている「人康親王」の墓だそうだ。


寺のホームページには駐車3台は可と書いてあったが、見当たらなかったので、路上駐車とし、急いで撮影しそそくさと次の訪問地「毘沙門堂」に向った。それは次回のブログとしたい。


本日(12/14)12.00に投稿した”湯の山温泉の紅葉”は、掲載した写真が余りにもレベルが低かったので、取り下げました。まだ、隔日投稿を続ける積りのため、写真の出来は代わり映えしませんが、この”山科宇治の古寺シリーズ”を繰り上げて投稿しました。そのために”湯の山温泉の紅葉”にご投稿いただいたコメントは見ることが出来ません(削除はしてません)のでご承知置き下さい。


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コメント

sawaka
2011年12月14日 21:35
木燃人さん こんばんは
お一人で、遠出が出来るまでに、回復されて本当によかったですね。「六地蔵」疫病が猛威を振るった事は、聴いたことがありましたが、木燃人さんの説明で、大変勉強になりました。


瀧庵
2011年12月14日 21:50
木燃人さん
そんな風に解釈しますか? 少なくとも私の知る限りブログを修正したり削除したことのない木燃人さんでした。ご自身でもそう明言されていたはずです。 投稿したことのない者はその本当の楽しみやまた苦しみは理解出来ないかもしれません。苦しいからこそ、その楽しみも倍増するのだと想像しています。 趣味に生涯をかけておられる姿を見ているとそれは私自身に大きな教訓を与えているのです。 今回は削除したことをとやかく言っているのではなく明言したことを翻すことに木燃人さんらしかぬ行為だと思った次第です。 毎度ブログの主題から外れで気にはなっているのですがご勘弁の程。


木燃人
2011年12月15日 09:33
sawakaさん
ありがとうございます。 少しずつではありますが、回復に向ってるので、行動範囲を広げつつあります。6ヶ月毎の精密検査を申しつけられていますので、言い方を変えれば”向こう6ヶ月は大丈夫”と勝手に判断し、間もなく来るであろう”正常に動ける日”を待ち続けております。 小さなお寺ですが、ちゃんとした”いわれ”がり、これを知るのも楽しみのひとつです。本当はお堂に入って、例え撮影禁止であっても、ご本尊を拝みたいですが、ここは駐車場がなく路上駐車だったので、急いで外観のみ撮って退散しました。


木燃人
2011年12月15日 10:00
瀧庵さん
昨日は”湯の山温泉の紅葉”の写真の出来栄えにつき、非常に厳しい指摘を戴き、はっ!と気が付きました。ブログのネタ切れで隔日投稿が止まるのをどうしても避けたい一心でつい、レベルの幼稚な写真を載せて気が付かなかったのです。友達だから言える、辛辣なアドバイスと、私は真正面で受け取った次第です。率直な叱咤をありがとうと、心からお礼をします。 昔は頑固者と言われてましたが、ある時期から、柔軟に変化する事の大切さを知って、それは今も変わっていません。
ただ、私にも”三分の理”はありますので、譲れないところはありますが、間違いは正すようにしてます。また、見解の相違とか、曲げて大勢に従う場合などは、文章の場合は”見え消し”線を入れて修正してきました。よって、修正、削除は今後もあり得ることです。 どうか、これに懲りずに今後も厳しい目で写真も文章も見て戴き、ストレートな意見を伝えてください。なお、折角戴いても、私がそれを正しいと判断した場合に限り、修正削除をする事を添えておきます。