701 京都-北の古寺(2) 光悦寺

2012年03月13日

2012.03.03(土)、すっきりしない日が多い中、今日は貴重な晴天、この日を逃しては一生の不覚とばかりに京都にやってきたのである。

千本通りの北端にある"鷹ヶ峰三山"の最初に尋ねた「源光寺」から南西方向に歩いて数分で到着!。この辺り一帯に、光悦翁が工芸集落を開いた、そして、ここは先祖の供養の霊屋としていたが、光悦没後に寺としたと言う。


「光悦寺」  (こうえつじ)

        京都市北区鷹ヶ峰光悦町29
        日蓮宗 大虚山
        本阿弥光悦翁旧跡
        拝観料¥300、駐車無料(12台) 


光悦寺は、元和元年(1615)に本阿弥光悦が徳川家康から鷹峰一帯の地を寄進され、その地に本阿弥家代々の位牌堂を建てたのに始まる。光悦は、桃山・江戸時代の芸術家で、この地に親族縁者や工匠などと移り住み、芸術家村を築いた。光悦は、刀剣の鑑定のほか芸術指導者として活躍。晩年は創作、雅遊の日々を送り寛永14年(1636)八十歳で同地で没している。翌年の寛永15年(1637)に日慈上人(本法寺の十二世)を開山に請じて寺に改められたもの。境内には光悦の墓碑が見られる。

「本堂」


「梵鐘」


下の写真庭の奥に見られる竹を斜めに組み、先の方ほど低くした垣根を「光悦垣」などと呼ばれ有名らしい。


光悦は茶道に於いてもその奥義を極めたひとで、大虚庵を初め七棟の茶室がある。


ここはお寺らしくないお寺ながらも、落ち着いた雰囲気、正にお茶を嗜むにふさわしい場所のようだ。なお、土曜日の好天なのに、参拝者は一人もなく、また今日は開いている茶室はひとつも無かったのは少し寂しかった。このあと、ここから歩いて10分位で次の訪問地「常照寺」に行けるが、それらの内容は次回に掲載したい。


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コメント

shuttle
2012年03月13日 09:20
木燃人さん
やはり「光悦寺」は、かの有名な「本阿弥光悦」に所縁のお寺だったんですね。「お寺らしくないお寺」の筈です。質素な佇まいの中にも、「茶道」の精神が生きているようです。観光寺院でないところが良いです。


瀧庵
2012年03月13日 09:28
木燃人さん
遠い昔、疎開で祖母と二人だけで滋賀県の田舎に住んだ事がありますが何故かそんな雰囲気を思い起こしました。雨漏りのするようなあばら屋でしたがそんな雰囲気を思い起こします。さて「趣味人倶楽部」の写真って加工して「効果色」を入れている方が多いのでしょうか?良し悪しは別にして色彩が鮮やかで目立ちます。木燃さんは無論原色通りですよね。


木燃人
2012年03月13日 17:05
shuttleさん
茶湯のことなど全く無知な私ですが、このようなしっとりとした場所に来ると、心が落ち着き、ここを作った人を偲ぶ気持ちになります。もしも茶室が開いていて、作法を知らない私でも入れるなら、入っていた事でしょう。こういう所はぞろぞろとした観光客が居ない方が似合ってますね。


木燃人
2012年03月13日 17:14
瀧庵さん
ここは「侘びや寂び」の場所、それがいいのではないかと思います。・・・なんて、私には到底”センス”が及ばな世界だと思われるでしょうがね。 撮った写真、以前は明暗などを修正してましたが、今はそんな時間はなく、稀に傾きを修正する位で、とても色まで触る事は無く、99%は原画のままです、それをズボラと言いたいのなら、甘んじて受けたいと思います。トリミングも千枚に一枚位はやってますね。


sawaka
2012年03月13日 21:51
木燃人さん こんばんは
このお寺、私 こんな家に住んで見たいそんな気持ちです。 「お寺らしくないお寺」そうですね、いちばん上の家が一軒あれば、老後こんな静かな環境で生活してみたいです。 庭木の間を歩き、四季を味わえる素敵な佇まいですね。


木燃人
2012年03月14日 08:40
sawakaさん おはようございます。
ほんとうにそう思います。 こんな静かな所に住み、毎日四季折々に姿を変える庭を眺め、時には歩いていたらどんなにも穏やかな日々を過ごせる事でしょう。ここをこよなく愛した光悦翁の心意気のほんの一部を伺い知ることが出来ました。


瀧庵
2012年03月15日 09:34
追伸
>ズボラと言いたいのなら、”甘んじて”受けたいと思います 勘違いをしておれれます。 原画を大事にして下さいと言いたかっただけです。