707 京都-北の古寺(7) 興臨院

2012年03月27日

2012.03.03(土)、貴重な晴天の今日は、鷹峰、西賀茂の古寺を5箇所見たあと、車で約15分念願の「大徳寺」に入り、代表的建造物を見たあと、ふと見ると通常非公開の塔頭がこの時期に何故か「特別公開」として、門戸を開いていた。ここは庭が美しいと何処かに書いてあったのを思い出し参拝することとした。


「興臨院」   (こうりんいん)

        京都市紫野大徳寺町
         大徳寺塔頭
         通常非公開 特別:拝観料¥600  大徳寺駐車場より徒歩数分


大永年間(1521年〜1528年)に能登の畠山義総が仏智大通禅師を開祖として建立、以来畠山家菩提寺となる。その後、畠山家が没落するが天正9年(1581年)に加賀百万石の基礎を築いた前田利家により改修が行われ、前田家の菩提寺となり庇護される。

本堂は、室町時代の方丈建築様式の特徴をみせる入母屋造・檜皮葺の建物で、床の間は日本で最初のものであるといわれる。 また、かつて狩野元信や土佐光信などの障壁画を飾っていたとされるが幕末から明治維新の混乱期に失われた。 全20面ある襖絵は、福岡県久留米市の水墨画家、村石米齋によって執筆された。


方丈前庭は中国の天台山の国清寺の石橋を模し大石松をあしらって蓮莱の世界を表現している・・・とか。兎に角素晴らしい庭園ではある。


ここは通常非公開となっており、今日は"特別公開”なので、絶好の日に来たものではあるが、拝観料が少し高いので、新緑かあるいは、皐月など花が咲くなどの時期だったらもっと私は嬉しく思うのになあ!・・・・と。


この大徳寺界隈には多数の塔頭があり、庭が美しいと聞いているが、一般に公開(有料)されているのは2箇所位と極めて少ない少ない。 今回はこのあと「龍源院」を尋ねたがそれは次回にレポートしたい。

                       < 続く >


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コメント

瀧庵
2012年03月27日 15:45
木燃人さん
特別公開とはラッキーでしたね。「興臨院」は見事に手入れされて葉っぱ一枚も落ちていません。 苔の手入れや害虫駆除などの影の苦労は何処のお寺も同じでしょうね。普段はもう少し手を抜いているのかもしれませんよ。


shuttle
2012年03月27日 16:14
木燃人さん 今日は
「興臨院」特別公開日、良かったですねえ。お寺としてはどうか分かりませんが、とにかくお庭が綺麗です。石や砂と木々と苔の調和が素晴らしいです。京都にはお庭で有名なお寺も多いと思いますが、この「興臨院」も隠れた名庭があるお寺なんですね。


木燃人
2012年03月27日 16:53
瀧庵さん
そうかも知れませんねー。 もしも、料金を上げるために、念入りにやったとすると、これはもう商売ですよね。お寺さんでは無くなるよな気がしますが・・・、しかし、綺麗な庭でした。


木燃人
2012年03月27日 17:03
shuttleさん  こんにちは
運よく素晴らしい庭を見る事ができました。この大徳寺の塔頭には庭のきれいな所が多いと何処かに書いてありました。 この"枯山水”は日本固有の文化ではないでしょうか、いいものを残してくれたと思います。


sawaka
2012年03月27日 21:00
木燃人さん こんばんは
「興臨院」「なんて美しいお寺」ため息です。境内も広くて 一瞬竜安寺の庭を思い出しています。京都の中では、3本の指に入る位の素晴らしいお寺に、巡り合う事が出来て、大変感激しています。恥ずかし乍ら 私は、「興臨寺」の名前を聞くこともはじめてです。有難うございました。


木燃人
2012年03月28日 13:46
sawakaさん こんにちは
塔頭が多いとか、枯山水があるなど、禅宗としての特徴をよく踏まえた寺ではないかと思います。 花も緑も少ない時期にでも、これだけ美しく見せるには、創建時にそれだけの配慮をし、きちんと守られているからなのでしょうね。緑が濃くなればもっと素晴らしいと思います。