709 京都-北の古寺(10) 妙覚寺

2012年04月05日

2012.03.03(土)、京都の北区を見て来たが、まだ時間があるし、体力も充分残っており、もう少しと欲を出して、中京区に入って本法寺を見た後、車はそのまま置かせてもらって、ここ妙覚寺にやってきた。


「妙覚寺」   (みょうかくじ)

         京都市上京区下清蔵口町(上御霊前通堀川東入る)135 
         日蓮宗本山  具足山
         境内拝観自由  本堂庭園は有料


妙覚寺は、北朝の永和4年(1378)、妙顕寺の跡継ぎをめぐる意見の対立から妙顕寺を離れた日実(にちじつ)上人が、信徒で富商の小野妙覚(おのみょうかく)の外護を受けて四条大宮の妙覚の邸宅に日像上人を開山に仰ぎ創建されている。日蓮宗京都十六本山の一つで、妙顕寺(上京区寺之内通堀川東入る)、立本寺(上京区七本松通仁和寺街道上る)と並ぶ具足山の一つ。本尊は十界大曼荼羅。

 この妙覚寺の建つ寺之内界隈には、多くの寺院が並んでいる。寺之内通は、烏丸通から紙屋川にいたる東西の道。秀吉による都市改造政策により寺町と同様多くの寺院が移転させられた寺院街。特にこの堀川通寺之内界隈は妙覚寺をはじめ妙顕寺、本法寺、妙蓮寺などの日蓮宗寺院が密集している。

 妙覚寺表門は寺院には珍しい武家風の大型の薬医門。左右に潜り門を配し堂々たる姿である。聚楽第の裏門を移したと伝えられ、梁上(りょうじょう)に伏兵を配置できる場所があるが、知らないと通り越す。表門の正面に祖師堂。堂内には日蓮・日朗・日像の坐像が安置されている。妙覚寺の見所は本堂前の庭園・法姿園(有料)。立派なカエデに杉苔絨毯の中庭は何も作為のない単純な庭。

しかし、紅葉が美しく、隠れ名所の一つとなっているので、紅葉の頃に訪ねてみたいもの。本堂の奥に、日蓮聖人が比叡山で法華経一巻を写経し、石造の塔に収めたという石塔。その石塔を収める木造多宝塔を収めた華芳宝塔がある(府の有形文化財)。


本日は法要があり、残念ながら本堂内に入ることが出来なかった。


建物は比較的新しいように見えたが、本堂に入る事は許されず、あまり見るものが無かった。何故ならそれは”只今工事中”の所が多いからである。

妙覚寺だけでは、写真も少なく内容が無いが、整理の都合上1ブログ1寺社としているので、ご理解を賜りたい。 このあと、すぐお隣の「妙顕寺」に向ったが、それは次回としたい。


               < 続く >


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コメント

瀧庵
2012年04月05日 11:04
木燃人さん
妙覚寺は妙心寺と大覚寺の子供とでも憶えておきましょう。 お寺の名前はよく似た文字が使われているので頭ゴチャゴチャです。


木燃人
2012年04月05日 12:02
瀧庵さん
お寺の名前に使う漢字はある程度限られるようですね、経典とか著名な僧侶等の名前からが多いのではないでしょうか。ただ、使われる漢字が一般的で無い場合があり、ブログに書く場合なかなか漢字変換が出来ないことがあります。私の今のパソコンは、非常に頭が悪いようですが、これは主のレベルに合されているみたいに・・・・。


shuttle
2012年04月05日 21:08
木燃人さん
このお寺の起源が「妙顕寺の跡継ぎをめぐる意見の対立から妙顕寺を離れた日実上人」が独立して建てた、と言うのですから、何処でも権勢争いが絶えなかった、と言う事ですね。そう言う争いごとを起こさないための宗教なのに、宗教関係の争いごとは、今でも全世界的規模で起きています。私が宗教に失望しているゆえんです。


木燃人
2012年04月06日 08:14
shutlleさん
いやー!、正に私もそう思っています。 他宗教人は抹殺するという宗教もあるようで、これでは欲望を遂げる目的に使っているように思えてしまいます。
宗教を信じる事はそれぞれの自由だと思いますが、勢力争いをしたり、どこかの宗教団体のように政治に出張ったり、オウムの様なのが出て来ては、宗教なんて害になる事さえ起きるのは困ります。