727 福智院 (奈良)

2012年04月14日

奈良の古寺めぐり (3)

晴天の2012.04.02(月)、奈良に来て「帯解寺」「大安寺」を見て三番目の訪問地は「十輪寺」であり、門前まできてみると、月曜日はお休みとの張り紙があった。こんな事があっては効率が悪いと思いネットで調べたが書いてはなかったので、次の訪問予定の寺に向った。


「福智院」  (ふくちいん)

        真言律宗  清冷山
        奈良市福智院町
        拝観境内無料 本堂¥400(説明あり) 駐車場なし


奈良市福智院町にある『福智院』は、聖武天皇が発願、736年に玄ムが創建した清水寺を前身とする古刹です。鎌倉時代に本尊の「地蔵菩薩坐像(重文)」が造立されたのにともなって現在地へ移転し、興福寺大乗院の地蔵堂として、南都の地蔵信仰の霊場になってる。


本堂に入ると、目の前には像高2.73m、台座から6.76mという、「地蔵大仏」と呼ばれるほど大きな「地蔵菩薩坐像(重文)」がいらっしゃいます。これほど大きなお地蔵さまの坐像はなかなか見られませんし、左手には宝珠を持っていて(右手には錫杖)、これが薬壷に見えて、一瞬、薬師如来像かと思ってしまいます。

このお地蔵さまは大きいだけではありません。南都仏師が手がけた鎌倉時代の仏さまらしく、切れ長の凛とした表情が印象的で(お顔の部分は最近修復なさったそうです)、大きな仏像にありがちなアンバランスさは全く感じられません。また、他では見られない珍しい特徴を兼ね備えた、とても面白いお地蔵さまでした。

大きな珍しいお地蔵さんですが、写真を撮ることを許されなかったのは残念なことでした。 製作年代は鎌倉時代と古いが、作者が不明のためにか、国宝にならないのかも?。


この小じんまりとした寺でも拝観料を取られたが、寺の奥様らしき人が、本堂を開けて10分間位、寺の歴史などを割合丁寧に説明し、質問にも笑顔で答えてくれたのは嬉しかった。


                        << 続く >>


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コメント

瀧庵
2012年04月14日 10:00
木燃人さん
どこのお寺もピカピカの新品で少しもの足りません。 白壁など一つのキズもありません。ここだけに限りませんが。


木燃人
2012年04月14日 11:43
瀧庵さん
座った地蔵さんって、考えたら初見でした。出来具合の良し悪し判定には全く自身はないものの、仏像は不自然さが無いところか、顔の表情とか、作りが”寄木"であることが、驚くほど自然に作られ、合わせ目が一切見当たらない、素晴らしい傑作のようにい思えまsたが、後の”後光”の造りは極めて雑で、明らかに別の物が作ったようでした。これでは国宝には無理かなと納得したしだい。


shuttle
2012年04月14日 13:57
木燃人さん
なるほど外見からも、お庭の様子からも、小規模のお寺のようです。その中に、巨大なお地蔵さんが鎮座ましますと言うのは、面白いです。写真撮影禁止は、残念でしたね。ヨーロッパの有名寺院では、名画であろうとキリスト像であろうと、撮影が許されているのにねえ。


木燃人
2012年04月14日 18:17
shuttleさん
エー!!!。 そうですか!、流石ヨーロッパ人は体だけでなく、心も大きいんですねー!。それに反して、京都も奈良も多くの所が、撮影を禁止してます。混雑する場所に長い時間三脚を立てると、通行の邪魔になったり、倒れてけが人が出たり、カメラの保証問題などが、考えられる所は兎も角、我々以外の誰も客がない小寺でも撮らしてもらえないのです。これではヒロインの居ないブログになってしまいます。大変残念なことです。


sawaka
2012年04月14日 21:45
木燃人さん こんばんは
お寺の比較はいけないことですが、京都のお寺と比べ、お庭に、あまりこだわらないような気がしました。写真は禁止のようですね。以前もお話しましたが、伊勢神宮で、カメラを出した瞬間お坊さんに注意されました。お地蔵さんの美しい、身体の線をだした、姿は若さを象徴しているように思いました。最後の写真は、無縁仏ですか 


木燃人
2012年04月15日 09:38
sawakaさん  おはようございます
そうです、どちらかと言うと奈良は余り飾ってないように思います。京都は尋ねる人が何倍も多いので、収入も大きく、手入れするにも余裕があるのかも知れませんね。
仏像を写させると、世に知れ渡り、参拝に来る人が減り、収入が少なくなるからでしょうか、写真を撮っても減る物でもないのに、ケチな事を言うものです。