773 金福寺(京都)

2012年05月25日

新緑と京都左京区の古寺めぐり(1)

ゴールデンウイークに奈良の中心街に行き大混雑に逢い、連休に出たことの失敗を痛く感じたので、出ることに消極的になっていたが、2011.05.23(水)あまりにも天気がよく、例の”虫"が動き始め、ならば京都へと出て来たのであった。

午前8時の出発故に、あまり遠くは遠慮して、予てから計画してある、京都東ICから比較的近い左京区の略中ほど、金福寺から赤山禅寺辺りを本日のターゲットとしたのであった。


「金福寺」   (こんぷくじ)
         臨済宗南禅寺派  仏日山
         京都市左京区一乗寺才形町
         拝観料¥500  駐車無料(2台のみ)

金福寺は、平安時代初期の貞観6年(864)、慈覚大師自作の聖観音像を本尊として天台宗の寺院として創建されている。その後、一時期荒廃していたが、元禄の頃、貞享年間(1684〜88)に鉄舟(てつしゅう)僧侶が再興し、臨済宗南禅寺派とした。その頃、鉄舟和尚は、俳人の松尾芭蕉と親交があったことから芭蕉がよく訪れていた。その後、和尚は芭蕉が使っていた庵を「芭蕉庵」と名付けたと言われる。後に荒廃する。本堂から見える枯山水の庭園は江戸時代中期の作で、刈り込まれたツツジが美しい。この庭園の東の高台(後丘)に芭蕉庵がある。


ここは芭蕉と蕪村それに村山たか女にゆかりの寺として知られる。 下の掛け軸は蕪村が描いたとされる芭蕉像とか


村山たか女とは
幕末において井伊直弼の愛人であったが、直弼が江戸に下った後は、幕府の隠密となって活躍していたが、直弼が暗殺されると、勤皇の志士達に捕まり、三条の河原で”生晒”に三日間されたが、飲まず食わずに生き残ったことで助けられ、尼僧になり67才で没するまでここで過ごしたと言う。(寺のパンフ等より)


「芭蕉庵」


蕪村の墓


ここら辺りは、修学院離宮あたりまでは、見たい所が密集するところ、この後は「詩仙堂」に入ったがそれは後日に掲載したい。


               << 続く >>


新しい記事が入ったので、季節の花ながら、少し先送りとして、原則的には寺社と花とを交互に載せて行きたいと思っている。


前(2012.05.24) 次(2012.05.26)


コメント

瀧庵
2012年05月25日 10:05
木燃人さん
我家のお墓のあるところです。私も嫌でも入ることになります。 我寺の規模とは全然違いますがよく似ているので見間違えた位です。このあたりのお寺は協同組合を作って共同でお墓を管理していると聞いています。 近くの「詩仙堂・曼珠院・武蔵の一乗寺下がり松」などを見ながら墓参りをしています。お参りがてらにこのあたりを散策するのもいいかもしれませんね。 来月は父の命日です。9月は母の7回忌です。銀閣寺の近くの料亭で一族郎党が集まる予定です。次は私の番ですからそれまで「寺や花」を先祖への土産にしますから宜しくお願いします。それにしてもジッとしていられない性分なんですね。羨ましいことです。私は人のブログが楽しみです。 冥途の土産になるのでしょうか。


木燃人
2012年05月25日 12:48
滝庵さん
ここら辺りは以前から来たいと思っていた所ですが、いつもの事ながら、急な思い付きのために、メインとなるべき「修学院離宮」には近くに来てるのに予約してないために、素通りするという馬鹿な事をやってます。計画性の無さな今に始まったことではないですがね。 それとここらは道路が狭く非常に入り組んでいて、先日の奈良同様に、カーナビが示さない道を走らされたり、かなり頼りにならず、地図を見たり、下りて聞きに回ったりなどがありました。そう、沢山の人が歩いてました。本来京都は歩くべき所なれど、今はそれが出来ず、出来るだけ歩かない方法を考えるためにこうなってしまうのでしょうね


shuttle
2012年05月25日 21:09
木燃人さん
五月の好天気となれば、「例の虫」がいなくても、何処かへ出掛けたくなります。それが自然です。ああ、それなのに、私も年を取りました。せっかくの好天でも、プリウスも新車同様なのに、何処へも出掛けたくないのです。「我老いたり」。その代わり無難な畑仕事に精を出しています。京都のお寺日は、思いもかけない素晴らしいものがあるのですね。「芭蕉と蕪村それに村山たか女にゆかりの寺」金福寺。蕪村のお墓があるのですねえ。井原西鶴のお墓には、お参りしたことがありますが・・。場所は忘れました。


sawaka
2012年05月25日 21:36
木燃人さん こんばんは
好天の京都寺巡り、光と影の道、写真で緑の美しさが目に浮かんできます。金福寺は、歴史上の有名な人の墓地もあり、一度は行って見たいですね、静かな佇まいの落ち着いた様子が、伺えます。写真が全て良い雰囲気で良いですね、


木燃人
2012年05月26日 09:14
shuttleさん
何もしないで家で寝転んでいるのが一番”楽”なことはよくわかっているから、わざわざ疲れに行く必要もないのにとは思いますが。私の場合はじっとしている方が何かせかされるようで、返って心の負担になるような気がします。この日も僅か6千歩歩いただけなのに、膝と腰が痛くなり湿布薬のお世話にならねばならないですが、夜はぐっすりと眠れるので、結果よし、今日も健康に感謝の一日であったと喜んでおります。


木燃人
2012年05月26日 09:40
sawakaさん おはようございます
ここは小さなお寺ですが、しっとりとした佇まいですし、見るべきものが多くて充分楽しめます。本文に書くのを忘れましたが、堂内では陳列した数々の歴史的資料がありますし、この資料や寺の由緒などを説明するための録音テープが流れるようになっていて、かなり良心的なお寺だと私は思いました。紅葉の木が多いので、秋はきっと美しく色付くものと思われます。