776 曼珠院(京都)

2012年05月31日

新緑の京都古寺めぐり(4)


「曼珠院門跡」   (まんじゅいんもんせき)
            天台宗   山号なし
            京都市左京区一乗寺竹の内町
            拝観料¥500  駐車料無料

他の天台門跡寺院と同様、最澄(767-822)の時代に比叡山上に草創された坊(小寺院)がその起源とされる。その後、12世紀頃に北山(現在の京都市右京区・鹿苑寺付近)に本拠を移し、洛中(現在の京都市上京区・相国寺付近)への移転を経て、現在地に移転したのは明暦2年(1656年)のことである。

寺伝では延暦年間(782-806)、伝教大師最澄が比叡山上に営んだ一坊がその起源とされる。円仁、安恵らを経て、10世紀後半の僧である是算の時、比叡山三塔のうちの西塔北谷に移り、東尾坊(とうびぼう)と称したという。最澄、円仁、安恵…というのは天台宗の法脈を表すもので、曼殊院の歴史は実質的には是算の時代から始まるといえる。是算の事績についてはあまり明らかでないが、花山法皇(968-1008)の弟子であったという


下は樹齢400年の「五葉松」


本来、ここは秋の紅葉を目途に来たかったところのために、かなり欲求不満が残る初見学となってしまった。この借りは必ず秋に来て返してもらうと念を押し、次の目標地に向った。


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コメント

shuttle
2012年05月31日 20:57
木燃人さん
名前は「曼殊院」などと雅やかな印象ですが、お写真で拝見すると、寧ろ質素な感じですね。天台宗と言うことですが、座禅などの修行があったのでしょうか。3枚目4枚目の写真には、それらしき様子が窺えますが・・。


瀧庵
2012年05月31日 21:41
木燃人さん
曼珠院の正体を本日初めて知りました。歴史的にあちこと転々としたのですね。写真には写っていませんが入口あたりは立派な石垣で囲まれてまるで城壁のようで入り辛かったこともあります。この南手の一帯が墓地になっています。我先祖の墓(天台宗)のあるところですから何度通った事でしょう。あまり関心もなく入ったことさえありません。この情報で十分です。ありがとうございました。


sawaka
2012年05月31日 21:47
木燃人さん こんばんは
新緑の美しい、曼殊院ですね。写真からして、弘法さんもあるようですね。白衣の人のお参りのように見受けられました。 お庭の、ほおき目と赤い毛線がいいですね。ゆっくり散策して毛線に腰掛けて、ぼっと何も考えずに過ごしたいですね。


木燃人
2012年06月01日 11:59
shuttleさん
そのあたり少し調べてみましたが、よく解りません。 修行中の人らしい数人が、熱心に読経をしてましたから、そんなことが行われているのかも知れません。静かな寺を流れる読経はいいものです。心が洗われる気がしました。


木燃人
2012年06月01日 12:08
滝庵さん
一般参拝者は通用門(東側)であり、石垣はまったく見えませんでした。通行を許されない、「勅使門」あたりにはあるのかも知れません。駐車場が東側だったので、正門まで行く事を忘れていました。基本に出来るだけ疲労を軽減したいと思うので、ついこうなってしまうのです。立派な石垣なら是非見るべきでした。秋に再訪問の理由が追加されました。


木燃人
2012年06月01日 12:17
sawakaさん  こんにちは
新緑もいいですが、ここは紅葉のシーズンがベストのようです。この近くに「修学院離宮」がありますが、ここは事前予約が必要で、急に思い付きで来た今回は入ることが出来ませんでしたので、紅葉が始まったら、この辺り再度訪れようと思っています。真っ赤な紅葉の下、ゆっくりするのもいいのでは?と思っています。