777 赤山禅院(京都)

2012年06月02日

新緑の京都古寺めぐり(5)

好天に恵まれた、2012.05.23(水)、京都左京区のほぼ中ほどに来て、寺、神社をめぐっている。この前は「曼珠院」を訪れたのだから、当然今日の本命であるべき「修学院離宮」に行くのだが、何分にも当日になって急に出発したから、ここは宮内庁管轄、前日に要予約の所、何とか入いれないものかと、門前まで来たが、冷たく断られて、五番目は菊の御紋を頂いた・・・・


「赤山禅院」 せきざんぜんいん)別名:赤山大明神 延暦寺の塔頭
          天台宗
                     京都市左京区修学院開根坊町
          拝観境内無料  駐車無料(数台)

京都御所から見て表鬼門の方角(東北)に当たるため、方除けの神として、古来信仰を集めた。拝殿の屋根の上には、御所の東北角・猿ヶ辻の猿と対応して、御幣と鈴を持った猿が安置されている。

比叡山延暦寺の千日回峰行においては、そのうち百日の間、比叡山から雲母坂を登降する「赤山苦行」と称する荒行がある。これは、赤山大明神に対して花を供するために、毎日、比叡山中の行者道に倍する山道を高下するものである。

現在では、境内の福禄寿殿が、「都七福神」の一つとされている。また、紅葉の名所でもある。

「赤山」の名は、入唐僧円仁に由来する。円仁は、登州で滞在した赤山法華院に因んだ禅院の建立を発願したが、果たせないままに没した。その遺言により安慧が、赤山大明神(泰山府君)を勧請して建立したのが、赤山禅院である。


「出世弁財天」として信仰されているとか。


正念誦・還念珠(お寺のホームページより)

順路通りに参拝された方は、2度、大きな珠数をくぐることになります。これは「正念誦(しょうねんじゅ)」「還念珠(かんねんじゅ)」という密教の重要な考え方を示したものです。

最初の珠数をくぐりながら、心にうかんだ願いについて、参拝の間、思い続けてください。そして、最後の還念珠をくぐりながら、やはりその願いが大切だと考えるなら、その願いに向けてあなたが努力をすることを誓い、仏さまに力をかしてくださるよう祈ってください。きっと、ご加護があることでしょう。


ここにも正念誦・還念珠が・・・。


寺のホームページより

「五十日」と書いて、一般には「ごとおび」、関西では「ごとび」と呼び、毎月5日、10日、15日、20日、25日、月末のことを指します。昔から、商売では、これらの日に決済を行うことが多く、「五十払い(ごとばらい)」といわれる商習慣となっています。その「五十払い」が、赤山禅院から始まったと言われています。

かつて、一年の中でもめったにない「申の日」の五日に赤山禅院に詣でると吉運に恵まれる、という評判が立ち、江戸時代になると、「赤山さんは、掛け寄せ(集金)の神さんや」と言われるようになりました。その五日講ご縁日詣でから、「五十払い」の風習ができたと伝えられています。 現在も、赤山禅院では毎月五日に「泰山府君 五日講 ご縁日」として大阿闍梨による祈祷が行われており、商売繁盛を願って、集金の前にお参りをされる方々が見られます。

下の写真を見ると、堂の入口の両側になんと”こま犬”が鎮座しているではないか!。ここは寺のはず、神社ではないのだが・・・?。しかも右のは向きあうことなく、こちらを見ている!。


三十三観音の隣に並ぶ「十六羅漢」。首が無くなってるのが三体あるが、それぞれ異なった表情をしており「喜怒哀楽」を表しているようだ。


以上で一乗寺、修学院地域での予定した寺社は完了とし、次の松ヶ崎にある「松ヶ崎大黒天」別名「妙円寺」に向った。


                   << 続く >>


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コメント

瀧庵
2012年06月02日 10:06
木燃人さん
こうしていろいろ紹介して頂くと知っているのは有名なお寺だけだと言うことが良くわかります。「五十払い」が、赤山禅院から始まったことを頭に入れます。次は松ヶ崎ですか。何かを忘れて没頭しておられる様子が伺えます。それに比べ不眠症等でほぼ毎日病院通いの私などは木燃さんは雲の上の方に見えます。正念誦・還念珠をくぐれば直るなら飛んで行きたい所ですがそんな信仰心もありませんし困ったものです。


shuttle
2012年06月02日 10:08
木燃人さん
結局、信仰心といっても、「現世利益」の成就が中心ですね。「正念誦・還念珠」は、率直で面白いです。「順路通りに参拝された方は、2度、大きな珠数をくぐることになります。これは「正念誦(しょうねんじゅ)」「還念珠(かんねんじゅ)」という密教の重要な考え方を示したものです。最初の珠数をくぐりながら、心にうかんだ願いについて、参拝の間、思い続けてください。そして、最後の還念珠をくぐりながら、やはりその願いが大切だと考えるなら、その願いに向けてあなたが努力をすることを誓い、仏さまに力をかしてくださるよう祈ってください。きっと、ご加護があることでしょう。」この文章は、よく出来ていますね。感心しました。


木燃人
2012年06月02日 14:21
滝庵さん
かなり前から、元気がないなあと感じていましたが、毎日通院されてるとは知らず、失礼なことを言ったかも知れません。お許しを戴きたいと思います。 そういう私もブログからは伺い知れない、病状があり、それ以上にNo2が何時動き出すかもしれない危険を抱えながらの毎日なのですが、出来る限り、それらは表に出さずに過ごそうと心に決めている所です。 ”病は気から”と言いますが、気持ちだけでも、元気を出しましょうよ。


木燃人
2012年06月02日 14:31
shuttleさん
くぐり抜ける大きな数珠玉にはひとつひとつに願い事が書いてあり、透明なケースに納められていて、それをまたぎ、くぐり抜けるようになってました。困った人は藁をも掴むと言います、一生懸命”願”をかける人の姿もありました。こんな人には、是非大明神のご加護があることを祈りたくなります。