ヒメオドリコソウ

(姫踊子草)



撮影:2010.03 道端


 No 0194
 シ ソ 科
 オドリコソウ属
 ヨーロッパ原産
 ・茎は短い毛を持つ。根元で枝分かれし、草丈は10cm~25cmまれに30cm程度に達する。 葉は対生し、長さ1、2cmの葉柄をもつ。葉身は長さ2から4cm程度の卵円形で縁は鈍い鋸歯を持つ。 葉脈は網目状で窪み、全体に皺があるように見える。上部では暗紫色を帯びる。葉をもむと悪臭がある。
・花は明るい赤紫色の唇形花で、上部の葉の脇から外側に向かって開き、上から見ると放射状に並ぶ。 温暖な地域では年間を通じて開花し、他の花が少ない時期にはミツバチにとっては重要な蜜の供給源となる。 日本の関東地方では3月から5月にかけて開花する。
・しばしばホトケノザとともに生えており、葉と花の色が似ているが、 上部の葉の色づくこと、葉の先端が尖るほか上部の葉も葉柄を持つことで容易に見分けはつく。 原生地以外でも道端や空地、畑などのありふれた雑草として知られ、北アメリカでは地域によっては侵入植物種として扱われる。 日本では明治時代中期に帰化した外来種で、主に本州を中心に分布する。
・中国、朝鮮半島から日本に分布するオドリコソウ(踊り子草)の同属であるが、 背丈、葉や花の大きさとも半分以下で小さいため「姫」の名を冠して呼ばれる。 花序が環状に並ぶ様子を、踊り子が並んで踊るさまに例えて名づけられたものとされるが、 オドリコソウでは花の段の間が広いのに対して、ヒメオドリコソウは互いに接近してつくため、見かけの印象はかなり異なる。

撮影:2010.03 道端