別 名 |
ガンジツソウ(元日草) ツイタチソウ(朔日草) |
No 0536 キンポウゲ科 フクジュソウ属 日本原産 |
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・山林に生育する。花期は初春であり、3-4cmの黄色い花を咲かせる。
当初は茎が伸びず、包に包まれた短い茎の上に花だけがつくが、次第に茎や葉が伸び、いくつかの花を咲かせる。
この花は花弁を使って日光を花の中心に集め、その熱で虫を誘引している。
その為、太陽光に応じて開閉(日光が当たると開き、日が陰ると閉じる)する。
葉は細かく分かれる。夏になると地上部が枯れる。
つまり初春に花を咲かせ、夏までに光合成をおこない、それから春までを地下で過ごす。 ・根はゴボウのようなまっすぐで太いものを多数持っている。 福寿草という和名新春を祝う意味がある。 ・また、根には強心作用、利尿作用があり民間薬として使われることがある。 しかし、毒性(副作用)も強く素人の利用は死に至る危険な行為である。 薬理作用、毒性共にアドニンという成分によるものと考えられている |