フランスギク

(仏蘭西菊)



撮影:2013.05.08 名古屋東山植物園


 No 0754
 キ ク 科
 フランスギク属
 ヨーロッパ原産
 ・フランスギクは花も大きく見栄えも良いので園芸種と思い込んでしまうがれっきとした野の花で、あちこちに自生している。 江戸末期観賞用に持ち込まれ、寒さに強く日本の冬を越せる事とその強い繁殖力で野生化し、 現代では暑い地方を除いて日本中に広がっている。 ただ、この花と花の形がそっくりで葉の形が異なるマーガレットと呼ばれる園芸種の花があるので、 普段フランスギクを見ても誰かがマーガレットを植えたと思い込んで自生種とは考えない。  しかも、ややこしい事にはフランスギクもかってはマーガレットと呼ばれたいきさつもあって話が複雑である。 フランス語でMargueritaeと呼ばれ、これから日本でもマーガレットと呼ばれ、今でもマーガレットと呼ぶ人も多い。 一方、マーガレットはカナリア半島原産で明治時代渡来し、日本名はモクシュンギク(木春菊)と呼ばれ、 羽状に裂ける葉の形が春菊に似て、茎が木質化するのでこの名がある。

撮影:2013.05.08 名古屋東山植物園