別 名 |
小町草 シレネアルメリア |
No 0235 ナデシコ科 マンテマ属 ヨーロッパ原産 |
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・越年草。茎の高さ30-60cmに成長する。
葉は卵形あるいは広披針形で対生し、基部は茎を抱く。また葉の根元から茎が分岐する。
茎上部の葉の下に粘液を分泌する部分が帯状にあり、ここに虫が付着して捕らえられることがある。 ・5月から6月にかけて枝の先に紅色で直径1cmの5弁の花を多数つける。 雄蕊は10本、萼は花弁と同じ紅色で長さ約15mmの筒状である。 名称の由来は上記の粘着部で小昆虫を捕らえることであるが、 捕獲された昆虫を消化吸収することはなく食虫植物ではない。 ・花の蜜を盗むだけで、効果的な受粉に与らないアリが、 茎をよじ登って花に達するのを妨げていると考えられている。 |