シ ョ ウ ブ
(菖蒲)
撮影:2010.04.25 奈良・不退寺
No 0285
サトイモ科
ショウブ属
日本他原産
・中国では古来より、ショウブの形が刀に似ていること、邪気を祓うような爽やかな香りを持つことから、 男子にとって縁起の良い植物とされ、家屋の外壁から張り出した軒に吊るしたり、枕の下に置いて寝たりしていた。 日本でも、奈良時代の聖武天皇の頃より端午の節句に使われ始め、武士が台頭してからは「しょうぶ」の音に通じるので 「尚武」という字が当てられるようになる。また、芳香のある根茎を風呂に入れ、菖蒲湯として用いたりする。