ティカカズラ

(定家蔓)



撮影:2012.06  ご近所



 チョウジカズラ(丁子蔓)  No 0646
 キョウチクトウ科
 ティカカズラ属
 日本他原産
 ・和名は、式子内親王を愛した藤原定家が、死後も彼女を忘れられず、 ついに定家葛に生まれ変わって彼女の墓にからみついたという伝説(能『定家』)に基づく。
 ・茎からは気根を出して他のものに固着する。茎の表面には多数の気根が出た跡が残るので、樹皮には多数の突起がある。  ・大きくなると、枝先は高木層の樹冠に達し、幹は直径数cmに達する。 成木になると樹皮から離れて枝を空中に伸ばし、葉は大きく黄緑色になる。
 ・葉は長さ1cm(幼木)から数cm(成木)あり、質感は様々で、一般に幼木の方が革状で光沢がある。 特に幼木の間は地上をはいまわり、地面に葉を並べる。このときの葉は深緑色で、葉脈に沿って白い斑紋が入ることが多い。 茎や葉を切ると白い乳液が出る(有毒)。
 ・6月頃に花を咲かせる。花は房状の花序が垂れ下がったところにつく。花弁の基部は筒状で、先端は5裂して広がる。 裂片は先端が断ち切られて丸まったような三角形で、それぞれにわずかにねじれ、全体としてプロペラ状になる。 花ははじめ白く、次第に淡黄色になり、ジャスミンに似た芳香がある。

撮影:2017.05.21  山野草展・西菰野公民館

撮影:2012.06  ご近所