ウ ル シ

(漆)



撮影:2012.05  江野の野原


 No 0664  ウルシ科
 ウルシ属
 日本他原産
 ・樹高3 - 10m以上になり、雌雄異株。樹皮は灰白色。 葉は3 - 9対で、卵形か楕円形の小葉をもつ奇数羽状複葉で、紅葉する。 花は6月ごろ、葉腋に黄緑色の小花を多数総状につける。 果実はゆがんだ扁平の核果で、10月ごろ成熟して黄褐色となる。
 ・漆を採取するため古くから広く栽培されていた。 樹皮を傷つけて生漆を採る。材は、耐湿性があり、黄色で箱や挽き物細工にする。 果実は乾かした後、しぼって木蝋を採る。
若い新芽の部分は食べることができ、味噌汁や天ぷらにすると美味しく食べられる。 これは元々、漆塗りの修行をしている人が、漆に対する免疫をつくるために食べたのが始まりだという。
 ・近縁種も含めアレルギー性接触性皮膚炎(いわゆる「かぶれ」)を起こしやすいことで有名である。 人によっては、ウルシに触れなくとも、近くを通っただけでかぶれを起こすといわれている。 また、山火事などでウルシなどの木が燃えた場合、 その煙を吸い込むと気管支や肺内部がかぶれて呼吸困難となり、 非常に危険である。

撮影:2012.05  江野の野原