ウツボカズラ

(靫葛)



撮影:2010.09.02  東山植物園


 No 0064
 ウツボカズラ科
 ウツボカズラ属
 東南アジア原産
 ・ウツボカズラ(靫葛)は、代表的な食虫植物。
 ・葉が壺型に変形し、虫を捕らえる。普通はつる植物で、他の植物に寄りかかって高くまで登る。 一部に高く伸びない草本的なものもある。根は貧弱で、あまり発達しない。時に根元からも新芽を出す。
 ・葉は楕円形で、平行脈になっている。葉柄はひれがあって、基部は茎を抱くものが多い。 葉の先端は細長く伸びて、その先端に壺状の捕虫器をつける。 この細長く伸びた部分は、巻き鬚の役割も兼ねていて、途中の部分が他の植物に巻き付いたりもする。
 ・和名は、この袋を矢を入れる容器である靫に見立てたものである。
 ・花はよく伸びたつるの先端に、穂状に長く伸びた総状花序として生じる。 雌雄異株で、雄花と雌花は別の株につく。 いずれの花も小さく地味で、目立つものではない。花びらは四枚、成熟すると反り返る。
 ・種子はごく小さい。発芽すると小さな双葉を出すが、その次に出る本葉はごく小さな捕虫器のみからなり、 葉が出るたびに、次第に大きい捕虫器と葉をつけるようになる。

撮影:2010.09.02  東山植物園